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スト6におけるサガットの基本的な戦術・立ち回りを解説!

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格ゲーブロガー拓

こんにちは、格ゲーブロガーの拓です。

こちらの記事では、スト6サガットの基本戦術・立ち回りを解説していきます!

スト6サガットは現状、起き攻めのループ性にはやや欠ける一面があるため
一度のチャンスで攻め倒す事が難しい性能をしています。

そのため、立ち回りを制する事の重要度が高いです。

しかし、立ち回りを考えるのはとても難しく、
ほとんどの人は「結局何をすればいいの?」と分からなくなってしまうでしょう。

そんな方のために、今回の記事を執筆するに至りました。

まだ参戦したてのキャラクターという事もあってまだまだ検証不足な部分は否めませんが、
今後とも更新し続けていきます!

それでは、どうぞ。

サガットの強い技を押しつけよう

強タイガーショットで相手の動きに制限をかけろ!

強タイガーショットは発生12F・全体動作42Fで弾速もめちゃくちゃ速いです。

相手の前歩きや飛び道具の出がかりなどを捉えやすいので、
まずはこの技を撃って相手の動きに制限をかけましょう

しかしこの技はしゃがんだ相手には当たらないので、
中距離での差し合いに取り入れたりドライブゲージ有利を取りに行ったりする為の択としては心許ないです。

当てるために振る為とは思わず、
これで飛び道具合戦を制したりしゃがみがちにさせる事を狙って打ちましょう。

タイガーニークラッシュ先端当てを狙え!しゃがんだ相手には特に有効だ!

強ショットを始めとするサガットの強い技には、
しゃがみに当たらない or 当たりにくい技が多いです。

このため、サガット対策は「前歩き>しゃがみガード」を繰り返して
近めの距離でスカしながら差し返しの形を狙うのが基本になります。

これに対し、踏み込みながらしゃがもうとする相手に
タイガーニークラッシュ(↓↘→+K)を打っていくのが有効です。

タイガーニークラッシュは持続当てさせるとサガット側が硬直差有利になる突進技で、
相手がしゃがんでいると持続当ての形になりやすいです。

相手の前進やしゃがみのタイミングに合わせてタイガーニーを打ち込み、
サガットのペースを作っていきましょう。

▲弱ニー先端当ての間合い

▲中ニー先端当ての間合い

また、強版のタイガーニーは2段技となっており、
かつ初段をしゃがみガードすると2段目も自動的にしゃがみガード扱いになります。

これに伴い、初段さえしゃがみガードさせればサガット側が硬直差+4を得られるという設計をしているのです。

なので、この技は初段をしゃがみガードさせるイメージで振っていくといいでしょう。

▲強ニーの初段が届く間合い。しゃがみガードさせれば読み勝ち。

しゃがみ強Pを当てに行け!リーチが長くてキャンセルも可能な強攻撃だ!

サガットのしゃがみ強Pはやや大ぶりですがリーチが長く、
かつキャンセルが可能なのでコンボや連係にいける点が優れています。

このハイリターンなしゃがみ強Pの”圧”で、
対戦相手を怖じ気つかせる所から始めましょう。

当たった時だけキャンセルラッシュからコンボができると◎。
確認が更に難しくなるが、テクくいくならODタイガーネクサスを使うのもアリ。

サガットの対空のリターンはトップクラス!相手の甘えた飛びにお仕置きだ!

今作のサガットは、全体的に対空から直接リターンを取りやす設計をしています。

それを象徴するのが、タイガーモノリス(←⁺強P)及び
そこからの追撃で決められる強タイガーアッパーカットのボタンホールド版(溜め強アパカ)です。

  • タイガーモノリス2段目空中ヒット>溜め強アパカ

のコンボは、ノーゲージで3120(モノリスがカウンターした時は3240)という
対空始動とは思えないダメージを叩き出します。

多くのキャラクターの対空コンボがノーゲージだと高くても2000前後に留まる中、
ここまでのダメージを出せるキャラはサガットくらいのモノです。

これは是非活かしていきましょう。

今作のサガットは弾キャラじゃない!中距離から通常技で勝負!

今作のサガットはタイガーショット周りがオミットされており、

  • ↓↘→⁺弱Pでグランドタイガーショット(通称:下弾。隙が大きいがしゃがんだ相手にも当たる)
  • ↓↘→⁺中P or 強Pでタイガーショット(通称:上弾。全体動作が小さいがしゃがんだ相手に当たらない)

といった形で、計3種類に統合されています。

つまり、しゃがんだ相手にも確実に当たるグランドタイガーショットは
一定の弾速でしか撃てません

これに伴い、グランドタイガーショットを用いた”近距離波動”は
ジャスパやインパクトの的になりやすいという懸念点を抱えています。

弾速が速めなのも災いして、ジャスパで取られた後は即パリィラッシュで反撃を取られる可能性も高いです。

なので、弾をガードさせながら展開を作っていく戦術はあまりアテにせず、
リーチの長い通常技を活かして中距離を制していきましょう。

しゃがみ中Kとステップローキック(→⁺弱K)で足元を小突け!

サガットのしゃがみ中Kとステップローキック(→+弱K)は、
どちらもガードされて反撃を受けない下段にしてはリーチがとても長いです。

中距離ではタイガーニーの圧があるため、相手としては立ちたくなります。
ここに下段技で嫌がらせしていきましょう。

ステップローキックはカウンターヒット/パニッシュカウンターした時に、
しゃがみ中Kは深くめり込んだ時はコンボに繋げられます。

相手の置き技にしゃがみ中P・強Pで雰囲気差し返しだ!

サガットのしゃがみ中Pは発生こそ7Fで遅めですが、
リーチ・判定・硬直差などが優秀で「置き」技として便利です。

更にこの技の特徴として連係技が2種類あり、
その中の一つであるタイガースラッシュ(しゃがみ中P・強P)がとても強力です。

この連係技は初段のしゃがみ中Pがパニッシュカウンターした時のみ2段目が繋がるのですが、
その2段目に必殺技キャンセルがかかるためコンボに移行可能です。

それっぽい所にしゃがみ中Pを置きながら強Pボタンを連打してみましょう。

▲タイガースラッシュが大きく前進してくれるため、遠目の距離から差し返しの形を取った場合でも大体繋がってくれます。

しゃがみ中P・強Pの小ネタ

しゃがみ中Pをガードさせてから、
派生先の強Pを打つか/打たないかという読み合いに持ち込むのも一興です。

しゃがみ中P・強Pの間は隙間が大きいですが、それに割り込もうとする相手には
しゃがみ中P>(一瞬ガード)しゃがみ中Pといった連係で差し返しの形を狙えます。

他の技もゆくゆくは使いこなそう!

特に強いと思える技に絞って紹介してきましたが、
これ以外にもサガットには優秀な技が沢山あります。

ゆくゆくはあらゆる技を使いこなし、
サガットの中距離の強さを最大限活かしていきましょう。

立ち中K:シンプルに強い。ヒット確信してタゲコンを入れ込む!

サガットの立ち中Kはリーチがとても長いのに加え、
発生11F・全体動作33F・ガード硬直差-3と比較的リスクが小さい技です。

この技で中距離を制していきましょう。

また、立ち中Kからは連係技のステップミドルキック(立ち中K・強K)に派生可能です。
当たれば(初段の立ち中K含め)1500というまとまったダメージを与えつつ相手を吹っ飛ばせます。

派生させる猶予が短く、いわゆる「単発確認」を成功させるのはかなり難しいですが
ただでさえ優秀な立ち中Kからこれだけのリターンがついてくるのはサガットならではの強みです。

余裕があれば狙ってみても良いでしょう。

立ち弱K:ローリスクローリターンな牽制。近場の相手を追い払おう

サガットの立ち弱Kは発生7Fで全体動作も25F(空振り時)と弱攻撃にしては重たいですが、
そのぶん弱攻撃離れしたリーチを誇り、他キャラの中攻撃の感覚で振っていけます。

キャンセルも可能なので、
グランドタイガーショットやタイガーネクサスに連係させるのも有効です。

近めの距離では立ち弱Kを振り、サガットが得意な中距離戦に戻していきましょう。

立ち弱Kノーマルヒット>キャンセルラッシュからは何も繋がらないので注意!

立ち強P:実質飛び道具。単発確認タゲコンを頑張るのもアリ!

サガットの立ち強Pは大振りではありますが、
通常技とは思えないほどのリーチを誇ります。

その長さたるや、もはや”実質飛び道具”と評しても過言ではありません。

この技のリーチ先端当てになる間合いを維持し、
対戦相手にプレッシャーを与えていきましょう。

▲立ち強P先端当ての間合いがこちら。長すぎんだろ…

また、立ち強Pからは連係技のタイガースティング(立ち強P・強K)に派生可能です。

1段目・2段目ともに当たれば2000というかなりまとまったダメージを取れる上に
相手を吹っ飛ばして端に近づける事が可能です。

2段目をガードされると反撃を受けてしまいますが、
派生可能な猶予が長いため、単発確認も十分可能です。

この技で相手の通常技の外から一方的に殴りつけ、
当たっていた時だけタイガースティングに派生させてサガットのペースを作っていきましょう。

ステップハイキック(→⁺強K):超ハイリスク超ハイリターンな漢技。相手にしゃがむ事を強要せよ

サガットのステップハイキック(→+強K)はしゃがみに当たらない上に前進する性質が災いして、
相手にしゃがみ技での差し返しを容易に狙われてしまう技です。

しかし、

  • 発生16F(見てからでは避けれない)
  • リーチめちゃ長い
  • 打点が高いぶん、相手のジャンプ等に引っ掛けやすい
  • ヒットすれば+7(しゃがみ中Pが繋がる)
  • ガードさせて+4
  • パニカンすればほぼフルコン

というデータを見ればとんでもなく強いという、
まさしくハイリスクハイリターンを地で行く技となっています。

筆者としてもこの技の振り方については検討の余地があるとは思いますが、

  • 立ち技をブンブンしてる
  • 中距離でなんかうろうろしてる

といったステハイへの警戒意識が低い相手に振っていくのはアリだと考えています。

サガットの歩きの遅さを補うためにも、
この技の”圧”で相手をしゃがみがちにさせましょう。

近距離からの攻め

立ち中Pで固めろ!

サガットの立ち中Pはリーチこそ短いですが、

  • 発生が速い(6F)
  • 通常ヒットでもコンボ可能(立ち弱Pなどが繋がる)
  • ガードされてもサガット側が硬直差有利(⁺2)

といった性質を兼ね備えた、優秀な近接技です。

密着有利を取れた時は、まずこの技を打つところから始めてみましょう。

タイガーネクサスで読み合え!

「タイガー迅雷」の通称で呼ばれる事もあるタイガーネクサスは、
様々な派生技を繰り出す事ができる連係技です。

  • 立ち弱P>弱ネクサス
  • しゃがみ中P>中ネクサス
  • 立ち強K初段>強ネクサス

といった連係を仕掛ければヒット時はコンボになり、
ガードされてもそのまま派生技を打つか打たないかの読み合いに持ち込めます。

ただ、派生技はどれも一長一短といった所で安定択が存在しません。
選択肢を散らして、相手に的を絞らせないよう仕向けていきましょう!

タイガーネクサスをガードさせた後の読み合い簡易まとめ
  • 派生無し:相手のパリィや無敵技を狩るための択。
    • サガット側が‐5(強かOD版なら‐3で済む)になるため、読まれていると弱攻撃を確定させられる。
  • タイガーマイト(→+弱K派生):暴れ潰しをしつつ、あわよくば中段で崩してダメージを稼ぎつつ⁺3を取る。
    • ガードされると‐5なので、読まれていると弱攻撃や投げを確定させられやすい
    • 他の選択肢がしゃがみ弱P擦りに負けやすいため、ネクサスからの読み合いの核になる択
  • タイガーグリード(→+中K派生):タイガーマイト読みの立ちガード(パリィ)に合わせれば、ガードさせてサガットが⁺4(投げ間合い内)を取れる。
    • しゃがみには一切当たらないため、しゃがみ技で暴れられたら何でも入る
  • タイガーノヴァ(→+強K派生):立ち・しゃがみのどちらにも当たり、ヒットすればコンボ/ガードされてサガット⁺2。
    • 発生が遅いため、ジャスパは取られにくいが暴れに負けやすい。

パリィラッシュから→⁺中Pで崩せ!ラッシュ中段だ!

サガットの→⁺中Pは地上中段技(しゃがみガード不可)。

例によってパリィラッシュから出せばヒット⁺7/ガード⁺2(投げ間合い外)となるため
相手のガードを崩しつつ攻めを継続する手段として活用できます。

サガットのパリィラッシュが立ち上がりながら進むようなモーション故、
発生の割には見切りにくいという点でも強力。

サガットは他キャラと比べると投げ重ねを軸とした攻めを仕掛ける機会が少ないのもあり、
ラッシュ中段での崩しが他キャラより重要です。

おわりに

公式の説明文では「操作難易度:イージー」とのことで、
操作周りは比較的シンプルにまとめられています。

飛び道具・無敵対空技・突進技と基本的な技は一通り揃えたバランスの良さに加え、
全体的にパワーやリーチに優れた豪快な技が多く、とっつきやすい仕上がりです。

これからスト6を始めたい、といった方には
サガットはオススメしやすいキャラクターと言えるでしょう。

ただ、見た目や技こそサガットの特徴を残していながら
性能や戦術に関してはこれまでのサガットとは全くの別物となっているため、

過去作でサガット使いだった方には勧めづらいキャラクターと言えるかもしれません。

その最たる理由として、とにかくグランドタイガーショットが弱すぎる!!!

弾速が1種類しか選べないわ、弾速の速さが災いして硬直差有利を取りにくいわ、
全体動作が重すぎる(50F)わ、ジャスパやインパクトの的になりやすいわで、

弾としての機能させづらさが尋常じゃない。

過去作に登場した「砲台キャラ」としてのサガットのイメージのままで動かそうとすると、
スト6サガットをとんでもなく弱いキャラだと感じる事でしょう。

格ゲーブロガー拓

過去作でサガットを使っていた人こそ、
今作のサガットを使うのは大変だと思います。

ストリートファイターばかりやってきた訳でもなければ、
サガットを使っていた訳でもない筆者ですら苦労してますからね…

繰り返しますが、スト6サガットは「砲台キャラ」ではありません。

  • 「デカキャラ」
  • 「パワーキャラ」
  • 「ムエタイキャラ」

これらの言葉・表現こそ、スト6サガットには相応しいでしょう。

そして、ある意味デカキャラ・ムエタイキャラとしてのイメージには即しているとも言える

  • 中距離における牽制技の長さと強さ
  • 突進技から強引に攻めの起点を作る豪快さ
  • 近距離で攻めている時の圧力

といった本作のサガットならではの強みを引き出せば
これまでのスト6にはないタイプのパワーキャラとして仕上がっていきます。

これらのサガットの強みを押し付けている時は
それはそれは爽快感があります。

使い慣れていけば、次第に気持ちいい・楽しいキャラになっていく事は間違いないでしょう。

そして、ただ豪快なだけ・気持ちいいだけのキャラクターでもありません。

  • タイガーニーの持続当てさせるための距離調整や、相手の姿勢確認
  • 距離別での対空の使い分け+対空からのコンボ
  • 立ち中Pの持続重ね
  • 立ち中Kやしゃがみ強Pの単発確認

といったやり込み要素もかなり多彩で、
噛めば噛むほど味が出るスルメキャラとしての一面もちゃんと用意されています。

「サガットは砲台キャラ」という固定観念を捨てる事さえできれば、
上級者にとってもかなりやり応えがあるキャラクターになっていくハズです!

格ゲーブロガー拓

スト6サガットは初心者から上級者までお勧めできる、
万人向けのキャラクターと言えるでしょう。

一部の厄介サガットオタクは初代ストⅣに置いていきましょう。

まだまだ検証中ですが、一旦ここまで。

今後とも更新していきます!

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ABOUT ME
格ゲーブロガー拓
1989年生まれ。2009年頃から本格的に格闘ゲームをプレイしている、格ゲー歴15年くらいの格ゲーおじ。現在はストリートファイター6を主にプレイ。 過去に注力した格闘or対戦ゲームと使用キャラクターはストリートファイター4(リュウ)、ギルティギアイグザード(ラムレザル)、大乱闘スマッシュブラザーズSP(ジョーカー、スティーブ)など。 ゲーム以外の趣味は読書・ジム通い等。
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