こんにちは、格ゲーブロガーの拓です。
こちらの記事では、格闘ゲーム向けの”ゲーミングモニター”を紹介していきます!
ゲームを快適にプレイするために特化した性能を持つモニターのことです。
格闘ゲームの対戦、とりわけ「競技シーン」と呼ばれる対戦環境では
数フレーム単位の反応速度・数ドット単位の微細な間合い調整の差が
勝敗を分ける事も珍しくありません。
その僅かな差を埋めるためにも、
- 遅延(ラグ)が少ない
- 画面を見やすい
といった特徴を併せ持つゲーミングモニターを選ぶことが
格闘ゲームでは非常に重要なのです。
モニター選びをテキトーに済ませてしまうと勝率に響くのはもちろん、
格ゲーのプレイ体験(楽しさ)そのものが損なわれる事となります。
スペック不足なモニターでしか遊んでない内から
- 「格ゲーってなんかつまんないな」
- 「自分には合わなかったな」
- 「自分には才能がなかったな」
という感想に留まってしまうのは、余りにも勿体ない!
この記事を読んでくれた方には格闘ゲームを最大限楽しんでもらいたいですし、
そのためにも拘りを持ってゲーミングモニターを選んでみて欲しい。
そういった思いで、今回の記事を執筆するにいたりました。
それでは、どうぞ!
ゲーミングモニターを選ぶ際に確認するべき性能(スペック)まとめ

モニターを買う前に、
モニターの性能(スペック)を確認することをクセづけておきましょう。
格ゲーマーにとっては、「(画面表示の)速さ」と「見やすさ」が最優先事項。
この2点に関わる事項はこれでもかというほど拘りましょう。
画面サイズ:24~27インチくらいがオススメ!

画面サイズとは、そのまんま画面のサイズ(大きさ)のことです。
単位には”インチ(1インチあたり25.4㎜)”が用いられます。
画面サイズは小さすぎず大きすぎない、丁度いいサイズ感を選ぶのが重要です。
小さすぎるとその分画面を見づらくなりますし、
大きすぎるとそのぶん視線移動が大きくなって反応の遅れを招く恐れがあります。
格闘ゲームの対戦環境を最適化させるには、
- 画面サイズ24~27インチ
- アスペクト比16:9ワイド
といったサイズ感を選ぶのがオススメです。
大会などの競技シーンでもこれらのサイズ感が主流です。
プレイ環境が良くなるのはもちろん、
大会やイベントへの参加を見越して練習する事にも繋がります!
解像度:1920×1080で十分!

解像度とは、ゲームの映像・グラフィック表示の細やかさの事。
高ければ高いほど、映像が綺麗に映ります。
格闘ゲームにおいては1920×1080のフルHDで十分です。
解像度が更に高い(WQHDや4K)のモニターにすると、
もちろん映像は更に綺麗になります。
しかし、それではむしろ映像処理の負荷が大きくなりすぎて
遅延(ラグ)が発生するリスクが高いです。
解像度は1920×1080のモニターを優先的に選びましょう!
スト6を始めとする近代の格ゲーには
グラフィック・映像美においても非常に作り込まれたゲームが多いので
それを堪能するため解像度の高いモニターを買いたくなるかもしれません。
ただ、少なくとも筆者の意見としては
格ゲーにおいては応答速度や遅延の最小化の優先度が高いです。
リフレッシュレート:最低でも60hz以上を確保!

リフレッシュレートとは1秒間に画面を書き換える回数のことです(単位はHz・ヘルツ)。
例えば、リフレッシュレートが60Hzなら1秒間に60回の画面描写が行われる事となります。
リフレッシュレートが高いと表示遅延(いわゆる”ラグ”の一種)が軽減されるため、
ヒット確認・対空・インパクト返しなどの反応プレーがやり易くなります。
格闘ゲームでは原則として1秒間が60フレームで構成されています。
それを余すところなく描写してもらうためにも、最低60hzは確保しましょう。
- 最上位クラスのレベル(スト6のレジェンドランク等)を目指している人
- 弾抜けSA・単発確認などの高度な反応プレーに憧れる
といった人であれば144hz、
欲を言えば240Hzのリフレッシュレートを持つモニターもオススメ!
応答速度:1ms以下のものがオススメ!

応答速度とは、モニターの色が変化するまでの時間のことです。
単位はms(マイクロセカンド)です。
応答速度が劣るモニターは残像が残る(ぼやける)ような画面表示になりやすく、
正確な視認(相手キャラのモーション確認等)が難しくなってしまいます。
基本的に1msもしくは0.5以下のものを選びましょう。
とはいえ「ゲーミングモニター」と銘打った機器であれば
基本的に1ms以上のものはないので余り気にしなくてもOKです。
お勧めのゲーミングモニター紹介!

「eスポーツ」の世界的な発展に伴い、
各電子機器メーカーが高性能なゲーミングモニターを市場に出しています。
しかし、今やゲーミングモニターも種類が多すぎて
もはや「選ぶ意欲すら失せる」という事もありますよね。
そこで、ここでは筆者が厳選したオススメモニターを紹介させて頂きます!
良ければ参考にしてみてください。
BenQ ZOWIE XL2540K(24.5インチ|240Hz|フルHD)
- プロゲーマー・競技ゲーマー向けに設計された“鉄板モデル”
- 解像度1920 x 1080/リフレッシュレート240hz/高速応答速度を兼ね備え、画面サイズもシンプルな24.5インチ
- FPSを中心としたゲーム大会での採用率も高い
- 家庭用版ゲーム機でも違和感なく使用可能
- 指一本で簡単にスウィーベルや高さを調整でき、好みに合わせた調整がしやすい
- ブルーライト軽減技術が採用されているので目の疲労軽減にも最適。
値段はちょっとお高いけど、スペック・機能性共に申し分なし。
大規模大会で使われる機会も多く、
「ガチ勢」からの信頼を得てきた実績あるモニターです。
妥協したくない方はコレで間違いないでしょう。
ASUS VG258QR-J(24.5インチ|165Hz|1ms)
- 24.5インチ/1,920×1,080 (フルHD)/0.5msの応答速度/165Hzのリフレッシュレートと、格闘ゲームには十分なスペック。
- その割には価格も良心的でコスパ◎。
- スピーカーは非搭載。3.5mmジャックがあるので外部スピーカーやイヤホンで対応する事になります。
現在、筆者も愛用しているモニターです。
I-O DATA GigaCrysta EX-LDGC251UTB(24.5インチ|144Hz|0.6ms)
- 「低遅延モード」やHDMI2.0端子を搭載し、PS5/Switchプレイヤーにも最適。
- 暗いシーンを鮮明に表示する「Night Clear Vision」を搭載。
- お好みに合わせて2段階で調整できるので「Night Clear Vision」機能を使った事がない人にもおすすめ。
- LEDを点滅させずに輝度レベルを調整する「フリッカーレス」設計を採用し、長時間のゲームプレイでも目を疲れさせない工夫がされています。
全体的にハイスペですが、内蔵スピーカーの音質はややイマイチ。
外部スピーカーやイヤホンも併せて購入するのが良さそうです。
オマケ:Pixio PX243
- 価格の割にはスペック高めでコスパが良いです。
- 筆者は数年前に試しで買ってみて、今でもサブモニターとして使ってます
出品者が若干胡散臭い気もしますが、まあ特段問題はないと思われます。
少なくとも筆者は何も気になりませんでした。
おわりに
ゲーミングモニターは決して安い買い物ではありません。
失敗した時の事を考えると、どうしても迷ってしまうという方もいると思います。
そこで、どうしても選べない/迷ってしまうという方に向けて、
とっておきのモニター選びの手法を紹介してこの記事を締めくくらせて頂きます。
それは、オフラインで開催される格ゲー大会・イベントで使われるモニターを参考にするという手です。

大規模なイベントや大会には、沢山の参加者で対戦してもらうためにも
沢山のモニターが必要になります。
そこで高価なモニターを何枚も揃える事になっては、
運営費がいくらあっても足りないですよね。
だからといって、「安かろう悪かろう」なモニターでテキトーに済ませていたら、
そのうち悪評が立ち込めて誰も参加しなくなってしまいます。
最悪、参加者からの不満が爆発しSNS等で炎上する恐れもあるでしょう。
優秀なイベンターほどこういった問題に正面から向き合って運営しているものですから、
ゲーミングモニター選びのコスパ追求には妥協していないもの!
これを参考にしない手はありません。
身近なところで開催されているオフライン大会やイベントに出向いてみて、
そこで使われてるモニターと同じものを買いましょう!
隠すような事ではないので、
運営や関係者の方に聞けば快く教えてくれるはずです。
一例:カプコンカップ使用モニターMAG 271QPX QD-OLED
ブランド | MSI |
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メーカー | MSI |
シリーズ | MAG 271QP QD-OLED X24 |
製品サイズ | 24.2 x 41.6 x 60.9 cm; 8.2 kg |
商品モデル番号 | MAG-271QP-QD-OLED-X24 |
カラー | ブラック |
商品の寸法 幅 × 高さ | 24.2 x 41.6 x 60.9 cm |
スタンディングスクリーンディスプレイサイズ | 26.5 インチ |
解像度 | 2560×1440 |
解像度 | 2560 x 1440 ピクセル |
HDMIポート数 | 2 |
商品の重量 | 8.2 Kilograms |
世界王者を決める舞台に使われるだけあって
これでもかというほどハイスペックなモニター!!!!
シックな黒カラーもオシャレ!!!
これ買っとけば間違いない!!!!
…
いや高っけえわ!!!!!!
6ケタ超えてるやんけ!!!!!
※ご購入は自己責任でお願いします。
と、オチもつけたところで今回はここまで。
今後とも、良いモニターを見つけたらこの記事で紹介していきます!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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