2024年10月7日更新!
こんにちは。格ゲーブロガーの拓です。
今回は、エドモンド本田(以下、本田)の倒し方・キャラ対策というテーマで記事を書かせて頂きます。
この本田、特にYEAR1ではいわゆる初心者キラーとしてその悪名を轟かせました。
YEAR2を迎えた現在ではバランス調整が入った事で以前よりは落ち着いた様子ですが、
スト6公式が公開したデータによると、ルーキー帯からマスター帯までほぼ全てのランク帯で勝率トップ3に食い込むキャラクターである事は未だに変わっていません。
対戦ダイヤグラム|STATS|Buckler’s Boot Camp(バックラーズブートキャンプ)|STREET FIGHTER 6(ストリートファイター6)|CAPCOM
ランク帯によってはクラシック本田とモダン本田が1位と2位を独占することまである始末。
つまり、初心者どころかほぼ全てのスト6プレイヤーが本田に苦しめられているということになります。
これは由々しき事態と言えるでしょう。
という訳で、この記事では筆者がまとめた本田のキャラ対策についてお話していきます。
とはいえ、今となっては本田使いの数はだいぶ減ってきていると筆者も肌で感じます。
なので、本田対策を積んだからといって全体の勝率が上がる可能性は正直薄いと思います。
それでも、この記事で本田にボコボコにされた人の悲しみや憎しみが少しでも癒えれば幸いです。
できるだけ多くの方、多くのキャラクターで再現できる攻略だけを集めることを意識してみましたので
是非参考にしてみてください。
それでは、どうぞ。
本田戦の基本方針:溜めキャラの弱点を突く
本田戦の基本方針として、「溜めキャラの弱点を突く」というのが大事になってきます。
詳しくは下記しますが、
本田は「スーパー百貫落とし」及び「スーパー頭突き」という必殺技が物凄く高性能で、対策必須です。
この二つの技はどちらも溜めコマンドの必殺技となっています。
スーパー百貫落としは下の溜めを、スーパー頭突きは後ろの溜めを用意しないとそもそも出せません。
つまり本田に前に歩かせることで、この二つの技がどちらも使えない時間を作り出す事ができます。
従って、本田戦は
- 下がってる本田を深追いしない
- いかにして本田を前に歩かせるか
というのがかなり大事な指針になってきます。
E.本田のガン待ちの崩し方:前に歩かせる
このガン待ちを崩すコツは、上の項目でも書いたように「本田を前に歩かせる」ことです。
このしゃがんでる本田に対して無理やり攻めてゴリ押そうとしても、まず上手くいきません。
では、具体的にどうやって崩せばいいのかを解説していきます。
溜めが完成してる本田には、飛びを我慢
その前に、やってはいけない事を先に記しておきます。
まず、溜めが完成した本田の待ちを崩そうとして前ジャンプしてしまうのは悪手です。
スーパー頭突きにはジャンプ攻撃に対する無敵(いわゆる対空無敵)があるため、
後ろの溜めがある程度できている状態の本田にジャンプしても簡単に対空されてしまいます。
攻めたい、早く密着有利を作って楽になりたい、という気持ちをぐっと堪えて
まずは飛ばずに本田を前に歩かせる事を意識しましょう。
どうしても飛びたいなら、
- 本田を前に歩かせてから
- 確実にめくりが狙える距離になってから
この2点を抑えて飛ぶようにしましょう!
下がりながら飛び道具を打つ
飛び道具はその性質上、しゃがんだままでは対処できないので
前に歩くか飛ぶ事を強いられる技なのですが
これがしゃがんで待ちたい本田にはかなり有効です。
まずは距離を取って飛び道具を撃ちましょう。
一応、本田にもOD版頭突きやスーパー鬼無双といった飛び道具を見てから抜ける選択肢はあるのですが
どちらも溜め技故に難易度が高い(コマンド技のように回しながら弾抜けする瞬間を待つテクニックが使えない)上に、ゲージが必要なため常用はできません。
また、早めにスーパー百貫落としを出して飛び道具を越えつつ反撃するという手もあるのですが
これは本田側も完全にノールック(ぶっぱなし)で出さなければ飛び道具の隙に間に合わせる事ができません。
なんなら、上昇中に飛び道具が引っ掛かります。
更に飛び道具はスーパー頭突きを安定して止める手段にもなります。
本田戦においては、是非飛び道具を活用しましょう。
体力リードを取ってこちらが待つ
スト6に限らず多くの格闘ゲームでは、タイムオーバー(時間切れ)になると
残り体力の比率が高い側がそのラウンドを勝利した事になります。
これにより、本田にダメージを与えて体力有利を取ったらそのまま自分が待つ側に回るのが有効。
本田の苦手な攻めを強要させる流れに持ち込みましょう。
それでもお構いなしにガン待ちを決め込んでくる本田使いも稀にいますが、
そのまま99秒待ってあげれば勝手に勝てるので、問題ありません。
ちなみに、本田側がこちらの待ちを崩すための手として
ドライブラッシュや前ダッシュからの大銀杏投げを狙ってくる可能性が高いです。
これを止められるようになると、なおいいでしょう。
スーパー百貫落としの攻略法
本田の技でも、特にスゴい性能を持つのがこのスーパー百貫落としです。
- 弱・中・強で飛び上がる高さが異なる(ジャスパで取れるタイミングが微妙に異なる)
- 飛び上がっている間にも攻撃判定がある(立ち状態やジャンプ中の相手にも当たる)
- 技を出した直後にキーを左右に入れることで移動距離を変化させられる(色んな距離にいる相手に当てられる)
- 真下当たりでは後ろ歩きができない(立ちガードを取ってしまうため)
- 裏にも判定がある(真上から落ちれば表裏択をかけられる)
- ガードさせれば本田側が硬直差+1(しゃがみで引き付けた場合は+2になることも)
- 当たるとハードダウン(後方受け身が取れず、画面中央でも本田に起き攻めされる)
- パニッシュカウンターしてしまうとそのまま本田の空中コンボが始まる
という強い要素てんこ盛りのスゴい技です。
特に、最後のパニカンするとコンボが始まるというのがとんでもなくて、
これのせいで対策にミスが許されません。
この百貫落としの対策もまた、本田を攻略する上で避けては通れない課題となるでしょう。
昇り際をしゃがんで避ける
百貫落としは、本田が体当たりしながら「斜め上に上昇→真下に下降」という流れで攻撃する技です。
この「斜め上に上昇」の部分も地味に厄介であり、
歩いてる時やジャンプ中に引っ掛かりやすいです。
立ちガードしてしまうと、その後の落下部分を対処するのが難しくなってしまうので
この上昇体当たりを回避できるよう、本田が下溜めを作ったらしゃがむクセをつけておきましょう。
ガードしてから読み合う
百貫落としをガードした後は基本的に本田側が⁺1(たまに+2)の有利状況となります。
が、実はこの状況は本田側にとって特段良い状況ではありません。
YEAR1ならまだしも、YEAR2からはバランス調整により百貫落としガード後に距離が離れるようになったため、
百貫ガード後は、その場から大銀杏投げもしゃがみ弱Pもほぼ届かなくなっています。
なので百貫落としは無理に直接迎撃しようとせず、ガードかパリィした後に読み合うというのが
割と、というかかなり有効な手になります。
ガード後の有効な読み合い方は使用キャラによって異なってくるのですが、
基本的には何もしない(様子見)でオッケーです。
百貫ガード後に無暗に暴れるとしゃがみ弱P等で差し返しの形を取られる原因になります。
また、落ち着いて様子見するようになると、本田側も無理やり崩そうとして
前ステ大銀杏とか百貫落とし連打みたいなムチャな択を仕掛けてくる可能性があります。
これを止める事を意識しておけるといいでしょう。
百貫落とし→百貫落としの連係に対しては打点が高めの技を出して昇り際に引っかける、
もしくは下記する対策を試していきましょう。
上昇→下降の間を叩く
スーパー百貫落としも流石に空振りすると着地した所の隙を突かれてしまうので、
基本的にこちらの頭上あたりを目掛けて降らしてきます。
そのため、百貫落としを確認してすぐさま空対空を狙うというのは比較的簡単な対策になります。
上昇→下降の順に攻撃すると述べましたが、この間に一瞬ですが停滞する時間があるため
そこにジャンプ攻撃を差し込むようなイメージです。
また、この際に使う技として、上方向に対して判定が強い技はもちろんですが
個人的にはめくり判定(裏側にも攻撃判定)がある技を使う事をオススメしたいです。
ただ、ネックとしてはとにかく反応速度が求められます。
反応に自信がない人は、下記の対策を優先的に覚えた方がよいかもしれません。
ジャスパをがんばる
思考停止してる感があって本当は言いたくなかったのですが、
結局これが最適解だと思います
コツらしいコツはないのですが、強いて言うなら立ちガードをしながら引き付けることです。
かなりオタクな知識ですが、しゃがみ状態からパリィをするとジャストパリィを受け付ける判定が小さくなってしまいます。
また、ジャスパを狙うのも大事ですが、それ以上に
ジャスパが失敗した場合に即座に上の「ガードして読み合う」の項目で挙げた読み合いに切り替える事も重要です。
百貫に対してやってはいけないこと
百貫落としに関しては、「どうやって対策するべきか」もさることながら
「百貫落としに対して、何をしてはいけないか」もかなり大事です。
ここをしっかり整理しておかないと、やってはいけない事を意地でやろうとしてしまいかねません。
感情的になって自滅してしまわないためにも、やってはいけないことも抑えておきましょう。
ドライブインパクト
使用キャラによる部分もありますが、
真上から降ってくる百貫落としにインパクトが当たる機会は少ないです。
ほぼ確実に本田に背中を向けながらインパクトを振っていく形となり、そのまま余裕で反撃されます。
百貫落としに対してドライブインパクトを狙うのは控えた方がいいでしょう。
対空しようとする
こちらもインパクト同様、真上から降られると空振りしやすいので非推奨。
技によっては、百貫落とし自体がパニッシュカウンターになることもあります。
また、真上から降られる場合は後ろ歩きもできなくなる(立ちガードのモーションを取ってしまう)ので微歩きで位置調節して対空、みたいなのもできません。
いずれにせよ、難易度が高すぎるので普通に対空を狙うのは非推奨。
やるなら、「この軌道は100%表落ちだ」と確信を持った時だけにしましょう。
通常ガード
ジャストパリィを狙った結果、失敗して通常ガードになるのは仕方ないのですが
そもそもパリィを狙わず通常ガードしかしないとドライブゲージを削られて勿体ないです。
なるべくパリィを押しましょう。
スーパー頭突きの攻略法
スーパー頭突きもまた、本田を象徴する強い技です。
- ガードされても反撃を受けない(距離や強度問わず一律-3F。確定反撃を受けない)
- 突進の速度が普通に速い(特に強版)
- 出がかりにジャンプ攻撃に対する無敵あり
- 当たるとダウンが取れる上に単発のダメージが高い(相打ちでダメージ負けしやすい)
と、突進技としては余りにもシンプルで力強い性能を持っています。
このスーパー頭突きの攻略も、本田戦を制する上では欠かせないでしょう。
ガード(パリィ)後に取れる行動を整理する
確定反撃を取れないとはいえ、やはり-3Fという数値は決して小さくはない不利フレームです。
これを利用して何かしらの技を出し、頭突き→頭突きの連係を潰すのがまず第一の対策になります。
こればかりは使用キャラによるので、一概には言えないのですが
頭突きガード後にリーチの長い中技・強技を振るといいでしょう。
YEAR2以降は頭突きガード後に本田との距離が近くなったので、より多くの技が届くようになっています!
ジャストパリィを狙う
またジャスパかよ!と思ったかもしれませんが、ちょっと待ってください。
ただジャスパを狙って終わりか、ジャスパを狙いつつ他の行動の対策も兼ねにいくかで大分違います。
どういうことかというと、
- 強頭突きにジャスパ→弱頭突きにドライブラッシュ
この手順で操作し、複数の頭突きに対応する動きをすることが大事ということ。
「強頭突きにジャスパを狙ったら弱頭突きでスカされ、そのまま投げられた」みたいな流れを避けていきましょう。
頭突きにやってはいけないこと
通常ガードをする
強頭突きはガードするとドライブゲージを1マスまるまる削ってしまいます。
弱や中も削り量がかなり高いので、これを通常ガードするとあっという間にバーンアウトしてしまいます。
ジャストパリィを狙った結果失敗してしまうのは仕方ないっちゃ仕方ないですが、
頭突きに関しては正直ジャスパに拘る必要はなく、ノーマルパリィで十分だと思います。
もちろん、パリィで受けた後はガード(パリィ)後に取る行動を散らして読み合いましょう。
直接落とそうとする
判定の強い通常技を置いたり、無敵技を合わせたりして潰すのは
ダメとまでは言いませんが、難易度が高すぎます。
やるなら、絶対に強頭突きだと確信を持てた時くらいにとどめましょう。
ガードした後に小技を出す
YEAR2になっていくらかマシになったとはいえ、
頭突きをガードした後に弱Pや弱Kを出しても空振りしてしまうキャラは少なくありません。
発生の早い技がよさそうだからという理由だけで出してしまうと、
頭突き→頭突きみたいな連係を受けることになります。
発生の早い技より、頭突きガード後に本田に届く技を軸に読み合いを組み立てることをオススメします。
OD頭突きに反撃を取らない
ノーマル頭突きに反撃ができないのでつい忘れがちですが、
OD頭突きは‐20Fとかなり隙が大きく、ガード後に余裕で反撃できます。
この技のアーマーを使ってぶっぱなしてくる本田使いは多いので、
これをガードできたらしっかり強攻撃から反撃しましょう。
百裂張り手をガードしたら暴れる
実は百裂張り手はガードした後は必ず本田が不利になるので、ボタンを押しましょう。
弱版で-4なので距離が近ければ4F技が確定します。
中・強は-8Fなので中攻撃が確定します。
ODも-3で投げ間合いになるので、投げ択をかけられます。
また、これらは肩屋入り発動後の強化された百裂張り手でも変わりません。
本田にペースをつかませないようにしていきましょう。
投げを埋めよう
本田はOD版頭突きが切り返し技になるのですが、
実はこれは無敵がある訳ではありません。あくまでアーマーで受けているだけです。
したがって、投げで一方的に潰せます。
本田に密着距離から攻める時は、積極的に投げを仕掛けていきましょう。
もちろん投げの対の選択肢になるシミーや垂直ジャンプも忘れずに。
SAをぶっぱなされたら、そこは読み合い。相手もリスクを負ってます。
おわりに
いかがだったでしょうか。
本田対策についてお話ししてきました。
正直使用するキャラによっては対策しててもかなり厳しい、
というかジャストパリィの精度が全てみたいな内容になりがちですが
とにかく本田戦は焦らない事が重要です。
不思議なもので、「めんどくせぇ~!」「もうヤダ~!」と思った瞬間に
負けが確定するのが本田戦です。マジで。
無心になり、勝つために必要な事を淡々と積み重ねていきましょう!
という訳で今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!
百貫ガード後は立って下がっていれば大銀杏投げもしゃがみ弱P弱張り手どちらもが届かない事は書いてください
あと何もしないのは良くない、というのは間違いです
基本的に何もしなくていいんです、何かするから弱暴れを大Pパニカンで取られたり、フレーム上では負ける中暴れを弱パン張り手SAで潰されるんです
フレームと間合いで2択にならない場面で暴れるだけ損です、そして2択にならないと理解してないので百貫をみすぎて立ち回りが崩れます
ですので今回の百貫は無理に落とそうとせずにパリィして、下がる。その分の意識を頭突きとラッシュに割いていきましょう
本田に勝てない人はまず百貫ガード後の状況が分かっていません
逆に本田側の思考としては百貫後の状況を整理できる相手には百貫のリスクリターンが合わなくなります
Year1の本田との最大の違いがここなのでぜひ広めてください
コメントと対策の提供ありがとうございます!この記事かなり古くなってきたのでそろそろ更新しないとですね!