スト6 PR

【知らないと大損】スト6における遅延周りの設定まとめ【やらないと迷惑】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、格ゲーブロガーの拓です。

こちらの記事では、「遅延(ラグ)」を改善する際に重要な情報をまとめていきます!

「遅延(ラグ)」とは?

プレイヤーの操作と画面の表示に時間差が生じてしまう現象のこと。

「タイムラグ(time-lag)」が語源と言われています。

ジャンルを問わず、遅延がある状態でゲームを遊ぶと
自身とキャラクターの一体感が薄れてしまいます。

それに伴い、操作性・プレイフィールが大きく損なわれてしまうものです。

▲「キャラクターを自分の手足のように動かす」事の爽快感・没入感は、格ゲーに限らずアクションゲームの醍醐味です。この醍醐味が遅延によって損なわれてしまうのです。

その上で敢えて言わせてもらいますが、
こと格ゲーにおいて「遅延(ラグ)」の有無は死活問題です。

格闘ゲームは、誇張なしに
1F(1/60秒)の反応の遅れ・入力の遅れが勝敗を左右しかねないゲーム性です。

可能な範囲で遅延を失くしておかなければ格ゲーの楽しみが大きく損なわれてしまうし、
遅延が原因で負けようものなら目も当てられません。

格ゲーブロガー拓

今のは間に合ってるだろ!」と憤慨したとしても、
ゲームはウソをつかないのです。

▲対空がギリギリ間に合わない、インパクト返しがギリギリ間に合わない…などといった出来事から一気に負けた体験をしたスト6プレイヤーは多い事でしょう。このようなプレイを繰り返してきた後に、「遅延がなければ勝てていた」と気付いた時の虚しさといったらありません。

正直なところ、誰でもすぐに改善できるようなことばかりではないと思います。

それでも、格闘ゲームを楽しく遊ぶためにも
可能な範囲で最善を尽くし、少しでもラグを減らしていきましょう!

それでは、どうぞ。

主な遅延の原因

遅延が起きる原因にも色々あるのですが、

  • 機器(ゲーム機・PC)の負荷
  • インターネットへの接続環境
  • モニターの性能+画面の表示設定

特に重要なポイントに絞ると、こちらの3つとなります。

それでは、これらの対策を解説していきます。

処理落ちしないよう、ゲーム機の高負荷を解消

ゲーム機に強い負荷がかかっている状態では「処理落ち」と呼ばれる現象が起き、
ゲームの動作が遅くなったりカクついたりしやすくなります。

例えば、パソコンで沢山のタブを開いたりスマホで複数のアプリを併用したりして
機器の動作が重くなったり、突然シャットダウンした事はないでしょうか。

あれは言わば機器がオーバーワークを起こした状態であり、
スト6を初め格ゲーをプレイしている際にもこの現象が起こり得ます。

なので、このPCのオーバーワーク状態を回避していきましょう。

格ゲーブロガー拓

PCになるべく「楽をさせてあげる」イメージで扱っていくと
良い感じですね。

別のソフトやブラウザはなるべく閉じる

特にマルチディスプレイを構えたり複数タブを開く環境が作れる
PC版ユーザーあるあるだと思うのですが、

  • アプリゲーの「日課」をこなしながら
  • Youtubeの動画を見ながら
  • 推しのストリーマーの配信を見ながら

で、スト6を遊んでいるという方もいるかと思います。

これは、止めておきましょう。

楽しみたいものが沢山あるのは悪い事ではないですが
これでは当然PCへの負荷が大きくなり、処理落ちが起こりやすくなります。

特にオンライン対戦(ランクマッチ)で遊ぶ際は
なるべくスト6以外のソフトやブラウザを閉じることを推奨します。

格ゲーブロガー拓

気を紛らわす要素がなくなり、
対戦に集中しやすくなるので一石二鳥!

これは勝率アップ間違いなし!

グラフィック設定を下げる

スト6では、「OPTION」から画質設定を変更することができます。
画質設定を下げることでPCへの負荷が軽くなり、処理落ちが起こりにくくなります。

以下を参考にして、遅延が出なくなるまで設定を下げてみましょう。

  • 背景表示物の数(背景にいる観客や小物の数):少ない
  • Vsync(垂直同期。画面の上下で映像がブレるかブレないか):OFF
  • AO設定(陰影に関する設定):オフ
  • SSR(水やガラスに反射して映る):オフ
  • モーションブラー(映像のブレ):オフ
  • アンチエイリアス(輪郭をぼやけさせる):OFF
  • 被写界深度(ピント調節で奥行きを感じやすくなる):OFF
  • 起動時のシェーダーウォーミング:行う

格ゲーブロガー拓

ワールドツアーモードを遊ぶ人は

  • maxframerate:60以下
  • NPCの数:少ない

の設定もオススメ。

また、バトルハブによく行く人は
「BHの表示人数:少ない」にしておきましょう。

あくまで完璧なグラフィックを楽しみたい、という方は

  • 高スペックなPCに買い替える
  • 自身でPC内部のパーツを組み替える

このどちらかをする必要性が出てきます。

created by Rinker
マウスコンピューター(Mouse Computer)
¥249,900 (2024/11/21 00:02:06時点 Amazon調べ-詳細)

とはいえ、性能の良いPC及びパーツは決して安価には買えません。

ここは自分の価値観と財布に相談しながら、納得できる形に着地させていきたいですね。

格ゲーブロガー拓

性能の良いPCを買えば割と何とかなりますが、
どうしてもかなりのお金がかかってしまいます。

個人的には、多少の映像美は捨てて自分が慣れていくのがオススメですね。

アップデートの確認&整合性のチェック

稀にゲームの最中にゲーム機本体が何らかのアップデートを自動で始めてしまい、
その影響で負荷がかかって遅延の原因になる事があります。

普段にないような遅延を感じたら、アップデートを確認してみましょう。

その他、STEAM版の場合は自分のSTEAMアカウントから
「ゲームファイルの整合性を確認」の項目をチェックしてみるのも有効です。

https://twitter.com/takukakugamer/status/1847272832780415178

接続遅延を解消

「接続遅延」とは、簡単に言うとインターネットに繋がる速さや安定性のことです。

オンライン対戦をする際はインターネットに接続する方法や機器類にも拘り、
接続遅延も抑えていきましょう!

有線で繋ぐ

「有線」とは?

LANケーブルを用いてゲーム機とルーターを
直接的に繋げる接続方法のことを「有線」と呼びます。

逆に、LANケーブルを用いず無線通信(Wifi)でゲーム機とルーターを
間接的に繋げる接続方法のことは「無線」と呼びます。

基本的に「有線」で繋ぐ方が速度・安定性共に優れているので、
よほどの事情がなければ「有線」で繋ぐように配線していきましょう。

↓詳細を知りたい方にオススメの記事

Wi-Fiは便利ですが、有線LANは速さと安定性の高さが魅力|プラネックス (planex.co.jp)

格ゲーブロガー拓

「今の時代は無線と有線に大きな差はない!時代錯誤だ!」
「何なら無線の方が速度が出るぞ!”有線厨”に騙されるな!」
みたいな話をたまに聞きますが

少なくとも、現代の技術では間違いなく
有線の方が格ゲーには適しています。これはあくまで事実です。

それに今の時代の話をするなら、
有線の環境を引くくらい割と簡単にできます。

▼こちらのように、メチャクチャ長くて細いLANケーブルが普通に市販されています。

これなら階層を跨ぐ事も扉の隙間とかにも通す事もできるので、
よほどの事情がなければ少し労力をかけるだけで有線の環境を敷く事が可能です。

自宅の環境に合わせて、有線環境を配備していきましょう!

格ゲーブロガー拓

「無線とは対戦しない」拘りを持つプレイヤーも少なくありませんし
無線というだけで足切りを食らうなんて、シンプルに損ですからね…。

ルーターを再起動or買い直す

実はルーターにも寿命があります
その期間は、大体3~4年くらいと言われています。

購入してからある程度期間が経ったルーターは廃棄し、新品を買い直しましょう

格ゲーブロガー拓

巷には物凄い高性能なルーターも販売されていますが、
これらはあくまで業務用(複数人で同時にインターネットに接続することを想定したもの)であることがほとんどです。

個人で使う分には、そこまで高性能なルーターを買う必要はありません

DNSを変更する

インターネットにアクセスする際にはDNS (ドメイン・ネーム・システム) という
サーバーを経由しているのですが、

このDNSは変更する事ができるのはご存じでしょうか?

PCは「コントロールパネル」から、ゲーム機はインターネットの設定から
DNSを設定するページにいけるので、DNS手動で設定していきましょう。

DNSにも色々と種類があるのですが、オススメは

  • Cloud Flare(クラウドフレア):優先1.1.1.1 代替1.0.0.1
  • Google Public DNS:優先8.8.8.8 代替8.8.4.4

このどちらかに設定しておけば、大体オッケーです。

【参考動画】

回線とプロバイダの見直し

インターネットに繋ぐ回線と、それを手配するプロバイダの質が低いと
いくら接続環境を整えても限界があります。

どうしても改善しない場合、
高速回線をウリとしているプロバイダに乗り換える必要が出てきます。

とはいえ、人によってはすぐに出来る事ではありませんし、
優良なプロバイダでも地域によっては対応してくれない事もあります。

格ゲーブロガー拓

筆者は高知県住なので、NURO光の大ブームに乗っかれなかった時は
悲しい思いをしました…

ここに関しては、あくまで個人でリサーチして望ましいプロバイダを選ぶ必要があるでしょう。

これはほんの一例→auひかりに申し込み フレッツ光クロスに申し込み

表示遅延の解消

表示遅延(ゲーム内で起こった事が、実際に画面に反映されるまで)も
ゲーム内の設定とモニター(画面)の設定を変える事で改善が可能です。

ゲーム内設定で表示遅延を減らす

スト6の「OPTION」には表示遅延に大きく関与する設定があり、
それが「ウインドウモード」と「入力遅延の軽減」の項目です。

よほどの拘りがない限り、以下の設定にしておくことをオススメします。

  • ウインドウモード:ボーダレスウインドウ
  • 入力遅延の軽減:ON

格ゲーブロガー拓

グラフィック設定は言うてスペックがカツカツのPCでも使ってない限り、
ほとんどの設定は好みの範疇です。

対戦を有利に進めるためにも、表示遅延は無くしておきたいですね!

TV・モニター

テレビ画面にPS5やPS4の映像を出力する形でスト6をプレイしている方は、
映像を「ゲームモード」に切り替えるのがオススメです。

近年のテレビは映像を綺麗にする処理の影響で表示遅延が発生しており、
それらの処理を切る事で遅延が改善します。

その処理を切る方法として、「ゲームモード」に切り替えるのが一番手軽なんですね。
(使用テレビによっては「ゲームモード」が搭載されていない場合もあります)

お金がある方であれば、遅延の少ないゲーミングモニターを購入するのがオススメです。
格ゲーを遊ぶためのモニターとしては、以下の仕様を満たしているものが良いでしょう。

  • リフレッシュレート:144Hz以上
  • サイズ:23~27インチ(大きすぎても小さすぎても画面を把握するのが難しくなる。プロが試合で使用しているのは24インチ)
  • 応答速度:1ms

悩むという方は、ご参考までに以下のモニターを検討してみてください。

筆者使用モニター→IODATA ゲーミングモニター 27インチ GigaCrysta

【参考動画】


おわりに

反応が遅いのではなく、遅延のせいで勝てない…なんて、
こんなに悲しい事はないですよね。

この記事が、読んでくれた方にとって
格闘ゲームをもっと深く楽しめるようになるためのきっかけになれば幸いです。

読んで気付いた方もいるかと思いますが、

遅延のない環境を手にするには、別の面で快適な部分を
ある程度犠牲にしなければならない事もあります。

それこそ、画質設定を下げればスト6の映像美を最大限堪能できなくなるでしょうし、
無線接続を辞めて有線接続にすれば、自由な場所でゲームするのが難しくなります。

ただ、僕から言わせれば
せっかく格闘ゲームで遊ぶ時に格闘ゲームならではの楽しい体験が損なわれる事の方が、
より深刻な問題です。

格ゲーブロガー拓

環境作りの時点で、既に勝負は始まっています!

是非とも、ご自身の中で納得できる環境を模索してみてくださいね。

オススメのルーター

LANケーブル

ちょっと余談

悲しい事に自分がどんなに拘って接続環境を整えたとしても、

結局のところマッチングした相手次第では遅延のある環境での対戦を余儀なくされる事もあります。

それこそ相手が遅延に対して無理解なケースもありますし、
オンライン対戦では遠方に住むプレイヤーとマッチングする機会もあります。

格ゲーブロガー拓

自分が頑張って環境を整えたのに、結局ラグい環境での対戦になるだなんて
正直腹立たしくて仕方ないですよね。

人によっては頑張って遅延対策するのが
バカバカしくなってくるかもしれません…。

そこで、最後に遅延対策の最終手段を伝授しましょう。

ずばり、遅延に強いキャラを使う事です。

  • 雑に強い技がある
    • 突進技
    • 飛び道具
    • 判定が強い牽制技
  • 攻めが強い
    • 入れ込んでも大丈夫(ヒット確認しなくても割とオッケー)な連係が多い
    • 前ジャンプから攻めるのが強い
    • ラッシュの速度が速い、もしくはラッシュから出せる技が強い
    • 対空・差し返し・シミーなどの「見てから」系の行動の重要性が低い
  • 単発火力が高い
    • 難しいコンボをしなくてもダメージを取りやすい
  • 体力が多い

この辺の特徴を幾つか兼ね備えているキャラクターは遅延への耐性が高いと言えます。

どうしても遅延に耐えられないなら、
このような観点で使用キャラを選ぶというのも一つの手です!

▲遅延に強いキャラを使っておくことで、遅延のある相手とマッチングした際にも”適応”していけます。ちなみにですが、JPを使っている時にラグい相手とマッチングした際には「悪いのは、遅延対策をしていないそちらでは?フフフ…」と言った感じでイマジナリーJPを憑依させながら対戦できます。オススメです。

それでは、オチもつけたところで今回はここまで。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

ABOUT ME
格ゲーブロガー拓
1989年生まれ。2009年頃から本格的に格闘ゲームをプレイするように。現在はストリートファイター6を主にプレイ。 過去に注力した格闘or対戦ゲームと使用キャラクターはストリートファイター4(リュウ)、ギルティギアイグザード(ラムレザル)、大乱闘スマッシュブラザーズSP(ジョーカー、スティーブ)など。 ゲーム以外の趣味は読書・ジム通い等。

良ければ、他の記事もお読み下さると嬉しいです!
おすすめしたい記事はこちら↓

感想や質問などがあれば、下のコメント欄やお問い合わせフォームまでどうぞ!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA