こんにちは、格ゲーブロガーの拓です。
今回の記事では、「ドライブインパクト」の使い方について解説していきます。
ドライブインパクトと言えばスト6を象徴するシステム・ドライブシステムの一角。
それに見合った、非常に強力な性能を有します。
しかしドライブインパクトはかなり大振りな技故に、
無暗に使うと相手に反撃のチャンスを許してしまうことも多いです。
実際にスト6をプレイしている方からすると、
「使い所が良く分からない…」「いつ使うの?」と感じる事があるかと思います。
そんな方がドライブインパクトを使いこなせるようになるきっかけになればと思い、
この記事を執筆する事と致しました。
今回の記事では、特に有効かつ再現性も高いと思われるドライブインパクトの使い方を
5つ(少しだけ応用したノウハウもアリ)に絞って解説していきます。
それでは、どうぞ。
端に追い詰めたらインパクト!
ドライブインパクトをガードもしくはヒットさせた相手が
画面端(壁)に衝突すると追撃が可能です。
(この壁に衝突する現象を、当ブログでは「壁ドン」と呼んでいます。)
これがあるため、ドライブインパクトは端を背負わせた相手には
事実上ガード不能のコンボ始動技となります。
相手を画面端に追い詰めた際には、ドライブインパクトを積極的に活用していきましょう!
ド定番ですが、やはりここは外せません。
立ち合いからいきなりインパクトを繰り出すのもいいですが、
通常技からの連係や起き攻めで使うとなお有効です。
端が”近い”時に狙うのもアリ!
とはいえ、相手からすると
端に追い詰められた状態は真っ先にドライブインパクトを警戒する場面です。
端に追い詰めたからと言って、正直にドライブインパクトを打つと
慣れている相手にはインパクト返しやジャンプで対応されるリスクがあります。
そこでオススメなのが、
完全に端まで追い込む直前の位置でインパクトを狙うことです。
▲画像左側はインパクトヒット時のみ壁ドン、右側はインパクトがヒット/ガードどちらでも壁ドンする位置です。トレーニングモードステージの足元の目盛りを参考に狙ってみましょう
こうすることで「まだ端じゃないし、今はそこまでインパクトを警戒しなくて大丈夫だろう…」と考える相手の虚を突きやすいのです。
しっかりと画面位置を把握している相手には通用しない事もありますが、
その時は相手を褒めてあげましょう。
大振りな技に合わせてインパクト!
ドライブインパクトには、2発まで打撃攻撃を耐えられるスーパーアーマーがあります。
加えて、スト6には
- リーチが長く、差し返しも難しい通常技
- (全体動作がそこまで長くない)飛び道具
- 反撃を受けない突進技
といった、高性能な技が多くあります。
これらのような強力な技を真っ向から対策しようとすると、
どうしても相手のペースに乗せられてしまいやすいです。
そこで、強力な技に対しては
ドライブインパクトでパニッシュカウンターを狙いましょう。
こうすることで、相手の流れを断ち切っていけます。
「何この技!?どうしたらいいの!?」と思う事があったら
とりあえずインパクトを合わせてみましょう!
”入れ込み連係”に対してインパクト!
ヒット確認を一切せずに連係攻撃を組む事です。
主には通常技>キャンセル必殺技(ガードされても反撃されにくい技)
といった連係で、相手を後ろに押し込むために使います。
道着キャラの「中足波動」などを筆頭とした入れ込み連係は
ストリートファイターにおける定番の攻めパターンです。
こういった連係の初手に対してインパクトを合わせることで、
2段目のキャンセル必殺技にインパクト確定を狙えます。
- 相手が微妙な有利フレームを取った時
- とりあえず距離を離したい時
- ドライブゲージを溜めたい(3本以下くらいになっていて、キャンセルラッシュを使いづらい)時
こういった時は、つい入れ込み連係をしたくなるポイントです。
この連係を打ってくるタイミングでインパクトを狙ってみましょう。
ただし、場合によっては相手が連係を「通常技>キャンセルインパクト」に咄嗟に切り替えて
インパクト返しの形にされる事もあります。
過信は禁物ですね。
連係の割り込みにも使おう!キャラ対してるっぽく見える!
中には、通常技をガードした直後にインパクトを繰り出す事で
相手が入れ込んだ必殺技にインパクトを命中させられる機会があります。
これはキャラ別・連係別の対策が必要ですが、覚えて損はありません。
よく当たるキャラクターの良く見る連係で調べてみましょう。
- ルークの中足>サンドブラスト
- ケンの中足>中迅雷
- JPの弱P>弱ストリボーグ、しゃがみ中P>中ストリボーグ
- ラシードの中足>ワールウインド・ショット
- エドの立ち中K>弱サイコフリッカー
バーンアウト中の相手にインパクト!
ドライブゲージが尽きてバーンアウトが発生している間、
ドライブシステムを行使する事ができなくなります。
つまり、バーンアウト中はインパクト返しもジャストパリィも出来ないという事です。
このため、バーンアウト中の相手にはドライブインパクトを振るのが
シンプルに対応されにくく強力です。
バーンアウト中でも、SAならインパクトを返す事が可能です。
相手のゲージ状況や屈伸(操作キーをコマンドのみを仕込む)動作は見ておきましょう。
特に、相手がモダンタイプを使用している場合はSAで返される可能性が高まります。
画面端では「スタン」を狙え!最大コンボを決めるチャンス!
スタン中の相手をインパクトで壁に衝突させると、
「スタン」状態を誘発させ長時間無防備な状態にすることが可能です。
上にも書いた通り、バーンアウト中は
そもそもドライブインパクトに抵抗する事が難しいのもあって非常に強力です。
更に、キャラクターや状況によっては
相手がどう足掻いてもスタンを避けられないという状況も起こり得ます。
具体的には、
- 硬直差+22~27からのインパクト
- バーンアウト時にガード硬直22~28を与える技1>キャンセルドライブインパクトという連係を仕掛ける
といった連係やセットプレイは、投げやジャンプで反撃・回避する事ができないため
対応されにくく強力です。
早い段階から無敵がつくSAを打てる状態でない、
かつ当身技などを持たないキャラクターの場合、
文字通りの「詰み」になることすらあるのです。
このようにして、確実にスタンさせることを「確定スタン」などと呼んだりします。
相手がバーンアウト中+端に追い詰めた状態というのは、
インパクトで勝利を手繰り寄せる絶好のチャンスです!
もちろん反撃される可能性もゼロではありませんが、
ガンガン狙っていきましょう。
残り体力僅かの相手に対してインパクト!
残り体力が僅か(具体的には400以下)の相手にインパクトを振ると、
仮にインパクト返しされても相手がインパクトのダメージに耐えられずKOされます。
対戦相手のインパクト返しの精度が高い場合、
特に無意識にでもインパクトを返せるタイプの相手に有効な使い方です。
あとちょっとで倒し切れるのに…という時はこれで倒しに行くのもいいでしょう。
とはいえ、パリィで凌がれる可能性はあるし、
ジャストパリィや無敵技で反撃されてしまう事はあります。
しつこいようですが、過信は禁物ですね。
おまけ:その他、ドライブインパクトの細かい仕様
- クリーンヒット(カメラがアップする演出)を発生させる条件
- パニッシュカウンターさせる
- アーマーで相手の攻撃を耐えた後、攻撃部分をヒットさせる(アーマーで相手の攻撃を耐えてさえいれば、パニッシュカウンターでなくてもクリーンヒットする)
- ドライブパリィで受け止めた場合は壁に衝突しない。体力も減少せず、受けた側のドライブゲージが回復する
- 体力が残りわずかの場合はドライブパリィで受けるのが正解
- キャラ別でリーチや移動距離が細かく異なる
- 投げ技や各種SA、一部のアーマーブレイクつきの攻撃は受ける事ができない
- ヒットさせるだけでドライブゲージ1本を減少させる
まとめ
- ドライブインパクトは、2発まで耐えるスーパーアーマーつき⁺クリーンヒットもしくは壁に衝突させるとコンボチャンスとなる強力な技
- 基本は、相手を画面端に追い詰めた時にインパクト!
- 完全に端に追い詰める直前くらいで狙うのも強い!
- 大振りな技に合わせてインパクト!
- 「この技どうすればいいの?」となったらまずインパクトを使ってみる!
- 通常技>必殺技の連係に対してインパクト!
- 割り込み方はキャラ別・連係別。よく当たるキャラから知識をつけていこう!
- バーンアウト中の相手にインパクト!
- バーンアウト中はそもそもインパクトに抗うのが難しい!
- バーンアウト中の相手を画面端に衝突させれば「スタン」を誘発させてコンボチャンス!
- 場合によっては文字通りの「詰み」すらあり得る!使いこなせば勝率アップ間違いなし!
おわりに
いかがだったでしょうか。
それでは、仕上げとして
ドライブインパクトを使っていくべき最大の理由をお伝えします。
それは、
「コイツはインパクトを振ってくるかも…」と、
対戦相手に思わせるため!!
一種の心理戦・マインドコントロールのため、とも言えますね。
ドライブインパクトを一切振らないという事は、
相手からすると警戒する要素が一つ減るという事を意味します。
つまり、インパクトを使わない事に拘っていると相手に楽をさせてしまうのです。
だから、ここぞという時は躊躇わずにインパクトを使っていきましょう!
その貪欲な姿勢こそがプレッシャーになって相手を委縮させ、
日頃の対戦の勝ちやすさに繋がっていきますからね。
ドライブインパクトは、事実として
ハイリスク/ハイリターンな選択肢です。
ですが、時にはリスクをガン無視するという
心構えを持って対戦に臨むのも、非常に大切です!
そんな訳で、今回はここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
- 持続終了後でないとキャンセルができない技の場合は少し話が変わってきますが、ここでは割愛 ↩︎
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かくぶろ@格ゲーブロガー拓(@takukakugamer)さん / X
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