こんにちは、格ゲーブロガーの拓です。
こちらの記事は、スト6におけるガイルの使い方を解説する記事になります。
ガイルは『ストⅡ』から登場する歴戦のファイターにして、
『ストリートファイター』を象徴するキャラクターの1角です。
ストリートファイターに余り詳しくなくても、
ガイルの事はなんとなく知っているという方はきっと多いハズ。
また、主に『ストⅡ』の時代に猛威を振るった
しゃがみガードを固めながら待ち続ける戦法(通称:待ちガイル)が
今なお色褪せない悪名高さ知名度を誇るキャラクターです。
そういった噂を聞きつけて、「このキャラなら簡単に勝てそう!」といった動機で
ガイルを選んだ方もいるのではないでしょうか。
しかし、スト6におけるガイルは非常に難しいキャラクターです。
お手軽に勝てるキャラクターとは口が裂けても言えません。
勝てればなんでもいいという方は、
今すぐガイル以外のキャラに変える事を強くオススメします。
手っ取り早く勝ちたいだけなら
間違いなくガイルより適したキャラクターがスト6には沢山います。
ただ、ガイルを使いたい動機にも
- ガイルの見た目やキャラ設定が好き
- 上級者が動かすガイルの戦い方に惚れ込んでいる
- 好きなプレイヤー(推し)と同じキャラを使いたい
など色々ある訳で、
そういった人たちまで「ガイルはやめとけ」と切り捨てるのも忍びない。
そこで、「自分はどうしてもガイルを使いたい!」という方向けに
今回の記事を執筆する事と致しました。
極限のやり込みが求められる要素はできるだけ排除し、
多くの方で再現可能なテクニックのみに厳選していく方針です。
それでは、どうぞ!
ガイルの強い技を振り、遠~中距離を支配しろ!

ガイルの通常技には「リーチがある程度長い技は発生が遅い or キャンセル不可」という特徴が与えられており、
中距離戦からコンボや連係に持ち込む事が苦手です。
このガイルの特徴に加えて、スト6では
- ある程度リーチの長い通常技(立ち強Pやしゃがみ中K)>キャンセルラッシュ
といった連係が多くのキャラクターで再現可能であり、
ゲージさえ払えば中距離からでも攻め込めるゲーム性となっています。
そのため、ガイルで中距離から殴り合いを挑むと
多くのキャラ相手に火力負けしてしまう可能性が高いです。
これに伴い、ガイルが最も維持したいのは
相手の通常技が届かないくらい離れた間合い(遠距離)となります。
遠距離を維持する事ために、相手を近寄らせないようにしていきましょう。
ソニックブームで地上を制圧せよ!「弾撃ち」のテクニックを使いこなせ!

ストⅡから続くガイルの代名詞・ソニックブームはスト6においても健在。
この隙の小さい飛び道具で地上を支配するのが、ガイルの基本戦法となります。
ただ、ソニックブームもただバラまけばいいというものではなく
- リスクを負わされる可能性が低い「安全弾」と、相手に読み切られると大ダメージを受ける可能性がある「危険弾」に大別する(”安全弾”をできるだけ沢山撃つ)
- 弾は発射してから着弾するまでが遅ければ遅いほど、硬直差が良くなる(硬直差が良くなれば、次の弾が安全弾になりやすい)
- 弱/中/強の弾を使い分ける(硬直差有利を取りやすい弱弾、相手にヒットさせやすい強弾、その中間の中弾)
- 着弾が遅くなりやすい弱弾をガードさせ、弾速が速く見切られづらい強弾をヒットさせる
の4点を意識しながら撃っていく事が重要です。
この飛び道具を効果的に活用するテクニック(いわゆる「弾撃ち」)は非常に奥が深く、
一朝一夕で身につくものではありません。
しかしガイルを使うならどの道避けては通れないので少しずつ覚えていきましょう。
無駄な隙を作らないよう、ソニックの溜め時間を管理しろ!
ソニックブームを出す際には、俗に言う溜めコマンド(←溜め →+P)が要求されます。
ガイルを使う際にはこの「溜め」という概念をしっかり理解し、
身体に覚え込ませる事が非常に重要です。
格闘ゲームにおける必殺技コマンドの一種で、
「移動キーを一定方向へ入力し続ける」というコマンドのこと。
ガイルのソニックブーム以外では春麗の気功拳、エドモンド本田のスーパー頭突きなどが溜めコマンド技の代表格です。
具体的に解説すると、
- 右向き時に←(↙や↖も可)に入れた状態を45フレーム以上継続させる
- →+Pを入力する(↗+Pや↘+Pでは出せない)
といった手順で入力すると、ソニックブームを出すことができます。
この45フレームという溜め時間を管理・把握できなければ、
ソニックブームを出せない(立ちパンチ系統の技を暴発させる)事になってしまいます。
ガイルを使うなら、なるべく早いうちからソニックブームの溜め時間に慣れていきましょう!

目まぐるしい対戦の中で溜めコマンド技を使いこなすには、
「溜め」時間を身体で覚えておくことがとても重要になります。
ここはしつこいくらいに「筋トレ」して、溜めの感覚を身体に叩き込みましょう!

ソニックブレイド&ソニッククロスで弾の撃ち合いを制する!

溜めコマンドの必殺技であるソニックブームは、
波動拳等の↓↘→コマンドで出せる必殺技と打ち合うと回転率の差で押し負けやすい
です。
そこで活躍するのがソニックブレイド(↓↙←+P)です。


この技は溜めコマンドを要さずにその場で停滞する飛び道具を撃つ技となっています。
このソニックブレイドを出してから→+Pを押すと派生技のソニッククロスを繰り出す事ができるので、
これで相手の飛び道具をかき消しながら弾を撃ってガイルのペースを作っていきましょう。


また、ソニックブレイドが設置されたままの(相手の飛び道具に相殺されなかった)状態で
ソニッククロスもしくはソニックブームを撃つと、
ブレイドが設置された箇所を通ったソニッククロス or ソニックブームが強化版となり、
2段階の攻撃判定を持つ弾として射出されます。
1段しかしない相手の飛び道具をかき消しながら進んでいくため、
相手に飛び道具を後出しされてもお構いなしに競り勝てます。
この強化版ソニッククロスを撃った後は、
弾を盾にしながらガイル本体で積極的に前に出ていくと良いでしょう。
距離が近い時はソニッククロスを我慢し、ソニックブレイドを盾にして様子見!


相手からするとソニックブレイドを出す事はソニッククロスを撃つ合図にもなっています。
そのため
- ソニックブレイドを見てから前ジャンプする or 弾抜け技を合わせる
という相手の対策を更に対策し返すべく、
「ソニックブレイドで止めて様子見(対空を意識)する」という動きも取り入れていきましょう。
中や強のソニックブレイドは発生が遅い代わりに持続が長く、
盾として機能させられる時間も長くなります。
Dゲージの回復を待ちたい時は、中や強のブレイドを使うようにすると良いでしょう。
“リバスピ”で硬派な地上戦を押し付けろ!

ガイルのリバーススピンキック(→+強K。通称リバスピ)はやや大振りながら
- リーチがとても長い
- 足元が無敵になる
- カウンターヒットすると相手が吹き飛び、ダウンする
- パニッシュカウンター(パニカン)すると相手がよろけてダウンする
- SA1で追撃可能
- 先端当てすれば反撃も受けにくい
といった性質を併せ持つ、強力な牽制技です。
ガイルの牽制技は基本的に単価の安いものばかりですが、
この技だけはリーチが長いながら比較的まとまったリターンを得やすい技となっています。
地上での技の振り合いにはリバスピを積極的に取り入れていくと良いでしょう。
スト6ガイルの対空は職人技!状況に応じて技を使い分けろ!

ソニックブームで地上を制圧し、対戦相手が嫌がってジャンプした所に対空迎撃する。
こういったガイルの伝統的な「飛ばせて落とす」戦法はスト6でも健在です。
ただし、スト6ガイルの対空に使える技は
どれも一長一短といった性能に留まっており、絶対的に頼れる技が存在しません。
相手の距離・ゲージ状況・↓溜めの有無など様々な事柄を照らし合わせて
状況別でベストな判断を下していく必要があります。
ガイルを使うつもりなら、対空をしっかり練習していきましょう!
「飛ばせる」部分は簡単かもしれませんが、
「落とす」部分のハードルがかなり高く作られています。
この絶妙な匙加減がニクいですね…。
サマーソルトキックで迎撃せよ!要所で↓溜めを作って迎撃準備!

ソニックブームに並ぶガイルの代名詞であるサマーソルトキック(↓溜め ↑+K)は、
動作1F目から対空無敵がある技です。
出すために予め↓溜めを用意しておく必要こそありますが、
ガイルにとっては非常に信頼できる対空手段です。
相手が飛んできそうな気配を感じたら、
予めしゃがんで↓溜めを用意しておくようにしましょう。

ただし、ガイルのサマーソルトキックは
- 真上への判定は薄い
- コマンドの関係上、技を出す直前に距離調整がほぼできない
という性質を持つため、
ガイルの真上付近を狙って飛び込まれると落とせない(できてもかなり難しい)事があります。
距離によっては、↓溜めがあったとしても
それを放棄して下記する他の対空技に切り替えていきましょう。
「↓溜め用意>一瞬前歩き(→)>↗+K」 と入力する事で、
若干前進しながらサマーソルトキックを出す事ができます。
状況によってはコレでスカし飛びやめくりを落とせることがあります。
しゃがみ強P対空を使いこなせ!この技にこそ”ガイル力”が反映される!

ガイルのしゃがみ強Pは、
見た目通り真上に向けてアッパーカットで攻撃する技。
しゃがみながらワンボタンで繰り出せるので、
操作自体は簡単な対空技です。
しかしこのしゃがみ強P、
- 発生が遅い(発生自体は9Fだが、上に攻撃判定が伸びだすのは10F目以降)
- ほぼ真上にしか攻撃判定が伸びない
- やられ判定が上に伸びてる時間も長い(相手のジャンプ攻撃に潰されやすい)
と、シビアな設計をしており、
実戦でこの技を用いて対空するには正確な間合い管理とタイミング調整が求められます。
トレーニングモードのレコーディング機能も活用し、
- どの間合いとタイミングでしゃがみ強Pを出せば、相手のジャンプ攻撃に潰される事がないか?
を調べながら練習していきましょう。

立ち中K対空で、遠目の飛びも見逃さず迎撃せよ!

ガイルの立ち中Kは足先にやられ判定が存在しないため、
遠目の飛びを落とす手段として機能します。
- 単価が安い(ダメージは700。コンボに繋げられないし、ダウンも取れない。)
- タメを上下ともに解除しないと出せない(←+中Kだと別の技が出る)
といったなんとも渋い技ですが、それでもガイル対策の一つである
「遠距離からジャンプ攻撃先端当て or スカし飛び」に対する回答として重要な手札です。
立ち中Kでしか落とせない飛び込みを意識しながらガイルを動かしていきましょう。

近場の飛びには空中投げを決めろ!ガイルなら左右どちらにも投げられる!


ガイルは空中投げを持っており、
近めの距離から飛んできた相手を迎撃する手段として活用できます。
更にガイルには空中投げにも前後が存在し、
これは現状のスト6においてガイルだけの特権です。
現状のスト6には空中投げをそもそも持たないキャラも多く、
空中投げを持っていたとしてもガイル以外は前投げか後ろ投げのどちらか片方しかありません。
これを活かさない手はありません。
相手の近めのジャンプには空中投げを使いつつ、
有利な画面位置に持ち込みましょう。
”待ちガイル”はもう古い!スト6流の”攻めガイル”を身につけろ!

しゃがみガードを固めながらソニックブームとサマーソルトキックを繰り出すチャンスを伺い続ける、
通称「待ちガイル」戦法は確かに強力です。
ただ、ソニックブームは基本的にガード(パリィ)を徹底している相手を動かす強制力としては心許なく、
サマーソルトキックも一撃当たりのダメージはそこまで高くはありません。
このため、待ちガイル”だけ”で勝ちきろうとすると
- ソニックでちまちま削ったのに、相手にDインパクトや前ジャンプを一度通されただけで大逆転…
- サマーソルトを一回空振りしただけで、パニカン始動から大ダメージコンボを受けてしまった…
- 相手に体力リードを取られたまま、ソニックサマーをいくらやっても相手の守りを崩せない…
といった感じで火力差で負けるパターンに苛まれる事となります。
能動的にガイル側から攻めていく戦い方を身に着けて、
ガイルの「火力(攻めの強さ)」を最大限引き出していきましょう!

弱ソニックブームや弱ソニッククロスを盾にして踏み込め!ラッシュするのも強い!


弱版のソニックブームやソニッククロスは弾速がとても遅く、
撃ってから相手に着弾するまで時間がかかります。
この撃った弾を盾にしながら前歩き・前ダッシュ・パリィラッシュ等を仕掛ける事で、
安全を確保しながら攻め込む事が可能です。
弾とガイル本体の波状攻撃で、相手に難易度の高い対処を強要していきましょう。
- しゃがみ中K:下段択。リーチも長い(ガードされるとガイルが若干不利)
- →+中P:中段択
- ニーバズーカ(←+弱K):飛距離が長い
- 投げ:パリィ対策
ニーバズーカで踏み込め!パリィラッシュとセットで使うのも有効だ!

ガイルのニーバズーカ(←+弱K。通称ニーバズ)はガイル本体が軽めに前に踏み込みながら攻撃する、
ちょっとした突進技です。
この技はコマンドの関係上、←溜めを作りながら前方に進めるため
相手に接近しながらソニックブームを絡めた連係を仕掛けられるのが強みです。
この技単品では攻撃技としてはやや心許ないですが、
- パリィラッシュと組み合わせて使う
- バーンアウト中の相手に狙う
といった工夫をする事で有効な攻め手になります。
遠距離から触りに行く手段として(ラッシュ+)ニーバズを活用していきましょう。

相手キャラにめり込ませた場合はガイル側の硬直差が‐4となり反撃を受けてしまいます。
(バーンアウト中もしくはパリィラッシュから出した場合でも±0に留まります)
可能な限り先端当てを狙いましょう。
相手の動きに合わせてODソニックをブチ込め!ダウンを取ってブレイドだ!

ガイルのOD版ソニックブームは撃つだけでドライブゲージ2本消費してしまいます。
しかし射出された弾は強版ソニック以上の弾速を誇り、
相手からすると見てからガードする事が難しいです。
加えて、ヒット時は相手を吹き飛ばしてダウンを奪えるため
ソニッククロスを安全に繰り出す起点とできます。
対戦相手の前歩きや(通常版の)飛び道具を撃つリズムを見切り、
ODソニックを合わせていきましょう。
SA2・ソリッドパンチャーを使いこなせ!

ガイルのSA2・ソリッドパンチャーは、
発動中限定でソニックブレイク(PP同時押し。通称”ちびソニ”)を使用できるようになるSAです。
クセが強く扱いが難しいですが、
使いこなせばドライブゲージ差をつける手段として非常に有用かつ強力なSAなので、
SAゲージが溜まったらこの技で相手を追い込んでいきましょう。
- ガイル側のDゲージが残り少ない時
- ソニックブレイクで弾幕を張ったり、ソニックブレイクを用いたコンボを決める事でDゲージを回復させる
- 相手のDゲージが残り少ない時 or バーンアウト中
- ソニックブレイクにはヒット時にも相手のDゲージを削る効果がある
- バーンアウトさせることで相手のインパクトやパリィを封印させ、その上から一方的に体力を削りにかかる
スト6はドライブゲージの管理・奪い合いが非常に重要なゲーム性です。
SA2を使いこなし、自分のDゲージを回収し相手のDゲージは削っていきましょう。
困ったら立ち強K>キャンセルSA2!

ガイルの立ち強Kはリーチこそ長いものの、
必殺技等ではキャンセルできないため当たってもそれほどのリターンがありません。
しかし、この技は「SAでのみキャンセルがかかる」という性質を持っています。
立ち強KからSA2を発動すると、
- ヒット時はコンボ
- ガードされても有利
という強力な攻めの起点にできます。
リーチの長さを活かして相手に触れつつ、
攻めのチャンスを作り出していきましょう。
インパクト返しから発動して、ゲキムズSA2コンボを狙ってみよう!(上級者向け)

特に画面中央でSA2を用いたコンボを決める場合、
多くのパターンで立ち状態にしか当たらない→+強Pを使う必要があります。
加えてガイルには強制立ち食らいを誘発する技が非常に乏しいため、
相手に立ち食らいを誘発させられるような始動からSA2を発動させるのが望ましいです。
そこでオススメなのが、インパクト返しが決まった時です。
膝崩れ中の相手に地上ヒットさせると必ず立ち食らいになるため、
そこにSA2コンボを叩きこみましょう。
ガイルの地上の強さ・守りの固さに焦れて、
インパクトを多用してくる相手も多いです。
インパクト返しに成功したからには、
徹底的にお仕置きを叩きこんであげましょう。
相手がバーンアウトしてたら、とりあえず生発動してOK!残り体力が少なければ削リーサルの時間だ!

ガイルのSA2は全体動作が6Fとかなり短く、
距離さえ離れていれば見てから潰される事はほとんどありません。
バーンアウトしている相手には積極的にSA2を発動し、
相手のガードの上から体力を削ってしまいましょう。
念入りに安全を確保したければ、ソニックブームを一旦撒いてから発動するのもアリです。

コンボ

ガイルは一部の限定的な状況で、
非常にテクニカルながら大ダメージのコンボを決められるのが特徴です。
が、そのようなコンボを決める機会は非常に少ないため、
基本的には決める機会が多いコンボを安定して完走させるのが肝要です。
サマーソルトキックにもジャスト入力要素がありますが、
変わるのはダメージが若干増加するのみです。
基本コンボパーツ
- 立ち中P>しゃがみ中P>強サマーソルトキック
- 立ち中P・←+強P>強サマーソルトキック
- 立ち中Pを入力した直後から↓溜めを開始する事と、キャンセルタイミングぎりぎりまで引っ張って強サマーを入力するのがコツ
- 立ち中P・←+強P>強版SA1>ODサマーソルトキック
- 強版SA1はしゃがんでいる相手には当たらない
- 強版SA1を当てた後はODサマーソルトキックでのみ追撃可能(他の強度は空振りする)
- しゃがみ中P>強サマー>SA3
- ↙入力しっぱなし>中P>→↗K>←→Kで出せる
- 反時計回りでグルグルするイメージでやると良い
- 立ち中P・←+強P>SA3
- 立ち中P・←+強P>強サマー>SA3とすると、SA3がフルヒットしないので注意。
- しゃがみ弱K>しゃがみ弱P>立ち弱K>強サマーソルトキック
- なるべくギリギリまで↓溜めを作り続けたい&「←+弱K」を入力するとニーバズーカが出てしまうため、
立ち弱Kを打つ直前に移動キーをニュートラルにする必要がある。 - 地味ながらテクいが、弱Pだと2発以上はなかなか刻めないガイルにとっては重要なコンボ。
- なるべくギリギリまで↓溜めを作り続けたい&「←+弱K」を入力するとニーバズーカが出てしまうため、
中央コンボ

- しゃがみ弱K>しゃがみ弱P>強サマーソルトキック
- 立ち中P>しゃがみ中P>強サマーソルトキック
- 立ち中Pを打った直後から↓溜めを作り始めるのがコツ。「ニュートラルまたは←+中P>即↙~」の流れを手元に馴染ませよう。
- しゃがみ中P>強サマーソルトキック
- しゃがみ中P・中P>強サマーソルトキック
- しゃがみ中P・中P>強SA1>ODサマーソルトキック
- 強版のSA1はODサマーで追撃可能
- SAゲージ1本とDゲージ2本を消費するものの、そこそこダメージ効率は高い
- しゃがみ弱Pパニカン>しゃがみ中P・中P>強サマーソルトキック
- しゃがみ中Pパニカン>立ち強P>強サマー
- しゃがみ中Kパニカン>強サマーソルトキック
- ↓溜めを作りながら打ったしゃがみ中Kで差し返しの形を取れた時に。
- しゃがみ強Kパニカン・↘+強K>強サマーソルトキック(>弱 or 中SA1) 1720(2920)
- 9F確反。相手のしゃがみ強Kをガードできた時の反撃等に
- しゃがみ強Kを当てた間合いがド先端だとSA1が届かないので注意。
- →+強Kパニカン> 弱 or 中SA1 3200
- 他に追撃できる技がない&補正なしでSA1が入ってコスパが良いので、結構便利なコンボ
- 立ち強Pパニカン>立ち中P・←+強P>強サマー 2820
- 立ち強Pパニカン>立ち強P>キャンセルラッシュ立ち強K>立ち中P・←+強P>キャンセル>弱 or 中SA1
- ‐7Fへの反撃や、立ち強Pでシミーが成功した時に
- 立ち強Pパニカン>立ち強P>キャンセルラッシュ立ち強K>しゃがみ中P>強サマーソルトキック>SA3
- 強サマー>SA3は「↙溜め>↗+強K>← →+K」と入力すると出しやすい。
- →+強Pパニカン>立ち中P>しゃがみ中P>強サマー 3020
- →+強Pパニカン>立ち強P>キャンセルラッシュ立ち強K>立ち強P>キャンセルラッシュ立ち強K>しゃがみ中P>強サマー>SA3 6071
- パリィラッシュ→+中P>しゃがみ中P>強サマー
- ラッシュ中段からのコンボ
- パリィラッシュしゃがみ中K>しゃがみ中P>強サマー
- パリィラッシュしゃがみ中K>強サマー
- パリィラッシュ←+弱K>しゃがみ弱P>強サマーソルトキック
画面端限定

- インパクトクリーン>立ち強P空中ヒット>弱ソニックブレイク>強サマー 2800
- →+強Pパニカン>立ち中P・←+強P>弱ブレイド>強サマー
- →+強Pパニカン>立ち強P>ODブレイド・クロス>強サマー
- 立ち中P>しゃがみ中P>ODソニック>ニーバズーカ
ジャストソニック使用コンボ(上級者向け)
スト6におけるガイルのソニックブームには、
いわゆる「ジャスト入力」という概念が用意されています。
具体的には、←に溜めを作ってからの「→」と「P」が同時押し(厳密には→を押してからとPを押すまでの間隔が2F以内)だった場合に
ソニックブームのヒット/ガード硬直差が1Fずつ向上するという恩恵を得られます。

ジャスト入力版のソニックブームはヒットさせて最低でも硬直差+4を得られるようになるため、
ソニックブームからしゃがみ弱Pを始めとする通常技を繋げる事ができます。
更に画面端の場合は、弾を持続当ての形にすることでしゃがみ中Pや各種強攻撃に繋げられる事もあります。
ただし、
- そもそもジャスト入力自体が難しい
- 実戦ではジャストソニックを駆使したコンボを決める機会がなかなか訪れない(端に追い詰めないといけないし、ガイルで相手を端に追い詰めるのは難しい)
- 立ち食らいとしゃがみ食らいを確認して決めるコンボを変えないといけない
- →+強P・↘+強P・強版SA1が立ち食らい限定
- ガイルには強制立ち食らい技がほぼない
- しゃがみ食らいだと相手の横幅が大きくなるため、ソニック持続当てを狙いにくくなる
といった数々のハードルがあり、費用対効果は悪いと言わざるを得ません。
あくまで、他のコンボやテクニックが万全で
他に練習するものがないと言い切れるくらいガイルを使い込んだ状態になってから
ジャストソニックコンボを練習することをオススメします。
中央

- →+強Pパニカン>しゃがみ中P>弱ソニジャスト>しゃがみ弱P>強サマー 3090
- 中央でジャスソニを絡められる希少な例
画面端
立ち食らい用
- (密着から)立ち中P>しゃがみ中P>遅らせ弱ソニックジャスト>しゃがみ中P>遅らせ弱ソニックジャスト>↘+強K>強サマソ 3520
- しゃがみ中Pから弱ソニックへのキャンセルを少しだけ遅らせることで弱ソニの着弾が遅くなり、そのぶん硬直差が良くなる
- ←+強P>キャンセルラッシュ>立ち強K>しゃがみ中P>弱ソニック>しゃがみ中P>弱ソニック>←+強P>弱ソニック>しゃがみ強K 3374
- ←+強P>キャンセルラッシュ>立ち強K>しゃがみ中P>弱ソニック>しゃがみ中P>弱ソニック>←+強P>遅らせ弱ソニック>立ち強K>強SA1>ODサマー 4002
- ←+強P>キャンセルラッシュ>立ち強K>しゃがみ中P>弱ソニック>しゃがみ中P>弱ソニック>←+強P>遅らせ弱ソニック>立ち強K>SA3 5582
- ラッシュ立ち中P>立ち中P>しゃがみ中P>弱ソニジャスト>↘+強K>強サマソ 3400
しゃがみ食らい用
- ←+強P>キャンセルラッシュ>立ち強K>立ち中P>しゃがみ中P>弱ソニック>←+強P>弱ソニック>しゃがみ強K 3312
- ラッシュ→+中P>しゃがみ中P>弱ソニック>しゃがみ弱P>強サマー 2930
SA2使用コンボ(一部上級者向け)
- 立ち強K>SA2>ODソニック・ソニックブレイク
- 相手がしゃがみ食らいしてた時や、距離が遠すぎた時に
- 立ち強K>SA2>→+強P>立ち弱P>しゃがみ弱P>立ち弱K>強ソニックブーム>遅らせ弱ソニックブレイク・弱ソニックブレイク×3>前ステ>→+強P(持続当て)>しゃがみ中P・中P>強サマソ 2890
- 通称「サラリーマンコンボ」
- インパクトクリーン>立ち強P>SA2>→+強P>立ち弱P>しゃがみ弱P>立ち弱K>強ソニックブーム・弱ソニックブレイク×4(MAX)>前ステ>→+強P>しゃがみ弱P>立ち弱K>強ソニックブーム・弱ソニックブレイク×3(ややディレイ)>前ステ>しゃがみ強K 3080
- 通称「社会人コンボ」
- 当たり前のように立ち弱K>ソニックをやらないといけないのが一番キツいまである
- 1回目のソニックブレイクは連打でMAXまで出し切るだけでOK
- 2回目のソニックブレイクでやや隙間を作りながら連射するのがコツ
SA2+ジャストソニックの複合コンボ(超上級者向け)
- 立ち強K>SA2>→+強P>立ち弱P>しゃがみ弱P>立ち弱K>ソニックブレイク×5>前ステ>→+強P>しゃがみ弱P>立ち弱K>ソニックブレイク×4>パリィラッシュ→+強P>立ち強Pキャンセルラッシュ立ち強K(端到達)>しゃがみ中P>弱ソニック>しゃがみ中P>中ソニック>←⁺強P>キャンセルラッシュしゃがみ中P>しゃがみ中P>弱ソニック>しゃがみ弱P>弱ソニック>しゃがみ中P>中ソニック>←⁺強P>弱ソニック>立ち強K>SA1
- 通称「勝ち組確定コンボ」
- 途中まで上の社会人コンボと呼ばれるパーツで中央から運びつつ、画面端限定のジャストソニックコンボを決める
- 本気でガイルに魂を捧げるつもりの人だけが練習してください
セットプレイ(起き攻め・固め連係)等

大前提としてガイルは攻めの連係に特別恵まれたキャラクターとは言えず、
とりわけ画面中央では打撃・投げを重ねられる機会がほとんどありません。
ガイルは無理に打撃や投げを重ねる事に固執せず、
ソニックブレイドを設置して立ち回りを優位に持っていく事を心掛けると良いでしょう。
起き攻め
- サマーソルトキックなどで吹っ飛ばす
- ソニックブレイドを設置
といった展開を作るのが
ガイルの基本的な攻めのパターンです。
基本的にソニックブレイドを設置する事を意識し、
状況的に厳しそうな時は打撃やソニックブームを重ねたり、様子見したりするのがベターでしょう。
中央
- 強サマーソルトキック(+39):しゃがみ中P・中Pや立ち中P・←+強Pから空中ヒットさせた場合は+41
- >弱ソニックブレイド
- >弱ソニッククロス:その場起き>前ジャンプされてもガード(パリィ)くらいなら間に合う。しゃがみ強Pは良くて相打ち
- >様子見(しゃがみ):その場起き>前ジャンプに対して対空を出したい
- >強ソニックブレイド
- >様子見(しゃがみ):その場起き>前ジャンプに対して対空を出し、相手が飛んでこないようなら設置されたブレイドにソニックを撃ち込もう。
- >弱ソニックブレイド
- 前投げパニカン(+15):
- >立ち弱P空振り等:動いた確認無敵技を釣るための択
- >弱ソニック
- >パリィラッシュ:無敵技をガードできない
- >投げ:一応埋まるが、ラッシュ見てから無敵技に弱い
- 空中前投げ(+22F)
- 空中後ろ投げ(+15)
- SA1(+44):遠くに吹っ飛ばす
- >ソニックブレイド:全部の強度を確実に設置できる
- SA3(+16):距離が離れる
- >弱ソニック
端
起き攻めには余り恵まれないガイルも、
画面端ではチャンスです。
- 強サマーソルトキック
- >弱or強ソニックブレイド
- 相手の起き上がりにブレイドが重なり、ヒット/ガードのどちらでも+20前後の有利フレームが取れる。相手のリバサを封じてからコンボや固め連係のチャンス。
- 飛び道具判定の為、相手のSA1や一部の当身での切り返しを潰す事が出来る。
- ジャスパだけは注意。
- >弱or強ソニックブレイド
- ODソニック>ニーバズーカ空中ヒット(+7)
- >立ち中P:持続重ね(ヒット+7/ガード+1)
- 前投げ(+15):ノーゲージだと柔道不可
- >パリィラッシュ:無敵技をガードできない
- >投げ:一応埋まるが、ラッシュ見てから無敵技に弱い
- >パリィラッシュ:無敵技をガードできない
- 後ろ投げ(+18)
- >パリィラッシュ:発生の早い無敵技をガードできない
- >投げ:一応埋まるが、ラッシュ見てから無敵技に弱い
- >パリィラッシュ:発生の早い無敵技をガードできない
ガード後連係
- 立ち中P(±0):基本的にヒットした時だけ連係させたい
- ラッシュニーバズ(±0):持続当ての形になれば+1以上取れる
バーンアウト中限定
- 立ち中P(⁺4)
- ニーバズ(±0)
- ラッシュニーバズ(⁺4)
- >しゃがみ弱P>ソニック:全部連ガになってライン押しつつ削れる
- >投げ:距離次第ではその場投げが届くし埋まる
端
- 弱ソニック(⁺1)
- >しゃがみ弱P:無敵技以外では割れない
まとめ
- ガイルは遠距離キャラ!相手の技が届かない間合いを維持して戦え!
- ガイルの立ち回りはソニックブームに始まりソニックブームに終わる!
- 溜め時間の管理と、「弾撃ち」のテクニック活用が重要だ!
- ソニックブレイド&ソニッククロスを活用し、弾合戦に競り勝て!
- 長くて強い、リバスピを押し付けろ!
- スト6ガイルの対空は頑張り所!相手の甘えた飛び込みを許すな!
- ↓溜めを作っておいて、サマーソルトキックで迎撃!
- しゃがみ強P対空は見た目より難しい。タイミングと間合い管理を怠るな!
- 離れたところに落ちる飛びも、立ち中Kで落とせ!
- 近場の飛びには、空中投げが便利!左右の投げたい方向に投げろ!
- 待ちガイルだけでは勝てない!待ちの強さが活きるのは”攻めガイル”と両立させてこそ!
- 撒いた弾を盾にして、ガイル本体で突っ込め!パリィラッシュが便利!
- 弾がなくてもニーバズーカしてみよう!ラッシュニーバズは一部の組み合わせで非常に活きる!
- ODソニックをブチ込んで、安全にソニッククロスを撃てる状況を作り出せ!
- 慣れてきたら、クセは強いが高性能なSA2・ソリッドパンチャーを使いこなしてみよう。
- ガイルのコンボは地味にテクい!コンボ練習を怠るな!
- ガイルはあまり起き攻めができないキャラ。端に追い込んだ時はチャンス!
おわりに

ワールドツアーモードを遊んだり各種勝利メッセージを読んでいたりすると分かるのですが
ガイルは戦闘へのプロ意識が非常に高い人物であり、
とりわけ「冷静さ」「正確さ」に強く拘る描写が目立ちます。
スト6ではそういった人物像が性能面にも反映された形か、
「クールで無駄のないプレイ」を使用者にも要求してくるキャラクターになるよう
丁寧に作り込まれている印象を受けました。
勿論、そういったプレイは一朝一夕でできるようになるものではありません。
多くの人は、このキャラクターを使ってみると
苦労する割にはなかなか勝てるようにならずモヤモヤする事になるでしょう。
だから、スト6ガイルは上級者向けのキャラクターと言える訳ですね。

また、あまりこういう事を書きたくはないのですが
スト6においてガイルは嫌われやすい(対戦相手を怒らせやすい)部類のキャラクターでもあります。
ガイル戦が炊く(ムカつく)理由としては
- 守りを崩すのが難しいから
- 遠距離から飛び道具で一方的にチクチクされるから
- 一試合に時間がかかりやすいから
とか、色々考えられるのですが、
一番の理由はこのキャラって
傍目には超お手軽に勝てるキャラに見えてしまう所があるんですよね。

筆者もこのキャラについて「言われてるほど簡単ではなさそう」とは常々思ってましたが
実際に使ってみると「まさかここまで難しいとは…」と衝撃を受けました。
自分の使用キャラを理不尽に叩かれたりバカにされたりしても
「めげずに頑張る」なんてのは流石に精神的にキツいものがあります。
いくら「ガイルは難しいキャラ」と説明・布教したとしても、
理解される事はまずないでしょう。
そこで僕からオススメしたいのが、
SNS等を活用してガイル使い同士の知り合いを作っていく事です。

自分と同じく、ガイルを使っている人同士であれば
ガイル使いならではの悩みや苦労を共有し、分かち合えるハズです。
どうしてもガイルを使いたいと思うのであれば猶更、
有志の方が運営しているガイル使い同士で集まるコミュニティに
積極的に参加することをオススメします!
スト6やガイルに限らず、一般的に「嫌われやすい」「使用人口も多くない」キャラ同士で集まるコミュニティは結束力が強まりやすいです。
ガイル自体は嫌われキャラだからこそ、そんなキャラを愛する者同士で集まるコミュニティは
きっと貴方にとって居心地のいい空間となるでしょう。
そんな訳で、今回はここまで。
まだまだ情報が薄い部分もあることですし、
今後とも更新していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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