こんにちは、格ゲーブロガーの拓です。
今回の記事では、スト6における飛び道具の対策ノウハウを解説します!
現状、ストリートファイター6は飛び道具が強力なゲーム性となっています。
飛び道具を撃つ技自体に全体的に高性能なモノが多い上、
飛び道具があるとドライブゲージを巡る駆け引きで大きく有利になります。
飛び道具への対策を知らないと、対戦で大きく不利になりかねません。
この記事では飛び道具を撃たれる側がどのような対策をするべきかについて
解説していきます!
なるべく使用キャラクターに左右されないものをまとめましたので
使用キャラ問わず沢山の方に読んで頂きたいです。
それではどうぞ!
大前提:相手の弾が「安全波動」か「危険波動」かによって対応を変えよう!
「安全波動」「危険波動」について詳しく話すと長くなるので、
この記事では簡潔に説明します。
- 「安全波動」:撃たれる側から見て、リスクを負わせる手段がない飛び道具の撃ち方の事
- 「危険波動」:撃たれる側から見て、リスクを負わせる手段がある飛び道具の撃ち方の事
リスクを与えようがない「安全波動」を撃たれているにも関わらず、
飛び道具にリスクを与えようとするのは自滅行為に他なりません。
逆もまた然りで、相手がリスク覚悟で「危険波動」を撃ってきているにも関わらず
安全波動用の対策ばかりしているのは勿体ないです。
従って、
撃たれる飛び道具が安全波動/危険波動のどちらに当てはまるのか?を
見極めて、適切な対応を取っていく
コレがあらゆる飛び道具対策の基礎となるノウハウです。
これから下の方で飛び道具への対処法を色々紹介していきますが、
「安全波動/危険波動を見極める」という大前提は忘れないようにしましょう!
「危険波動」の対策:最大リターンを狙い、期待値で勝負!
飛び道具はそれ自体の火力効率は控えめです。
そこで、最大火力を取りに行く動きを見せて期待値勝ちを狙いましょう。
そして最終的には相手に「弾を撃つのは割に合わない」と思わせて
飛び道具を撃つ機会を減らしていくのが、「危険波動」に対する主な対策となります。
地対地の牽制技として見た時、飛び道具は非常に強力。これを好きに撃たれている内は地上戦どころではないので、飛び道具を撃つ気を失くさせましょう。
前ジャンプで飛び越えつつ、ジャンプ攻撃を差し込め!
飛び道具に対して前ジャンプを合わせる事に成功すると、
相手の飛び道具を飛び越えながらジャンプ攻撃を差し込むことが可能です。
ただし、飛び道具自体を見てからジャンプ攻撃を仕掛けても
相手の対空技(特に昇龍拳などの対空無敵技)が間に合ってしまいます。
基本的には飛び道具を繰り出すタイミングを先読みし、
ノールックでジャンプ攻撃を仕掛ける必要があります。
ドライブインパクトで、弾を耐えながら反撃!
スーパーアーマーがついているドライブインパクトでも、
飛び道具を耐えながら反撃を狙う事が可能です。
ただし、飛び道具自体を見てから相手にインパクトを命中させるのはまず不可能です。
従って、前ジャンプと同様に先読みで繰り出す必要があります。
インパクトは一部の地上技や連係の対策も兼ねられるので、
前ジャンプと使い分けていきましょう。
”弾抜け”技で、飛び道具をすり抜けろ!
飛び道具に対する無敵、もしくは完全無敵がある技を合わせて
相手の飛び道具をすり抜けながら反撃を狙う事です。
そもそも弾抜けに使える技がないキャラクターを使っていると、弾抜けはできません。
弾抜けができるキャラを使っていたとしても、反応速度や操作の技術が求められるため
決して簡単ではありません。
しかし、弾抜け技は前ジャンプやインパクトが間に合わない状況など
普段は反撃を狙えない弾にも反撃できる可能性を秘めています。
プレイヤーの反応速度や操作技術次第では、
飛び道具自体を完全に「見てから」で弾抜けできるシーンも十分にあるため
弾対策に確実性を持たせたい人にとっては是非とも習得したいテクニックです。
弾を撃つ側からすると、「見てから」で弾抜けしてくる相手には
迂闊に弾を撃てなくなってしまいます。
余裕があれば狙ってみましょう!
弾抜けの注意点:弾抜けにはゲージが必要な事がほとんど
現状スト6において弾を「見てから」で弾抜けできる技は
ほとんどドライブゲージ・SAゲージを始めとするリソースが必要です。
貴重なドライブゲージ・SAゲージを使って弾抜けを狙う場合は、
弾抜けに成功すればそれでいい、という事にはなりません。
弾抜けを無暗にやりすぎて、
肝心な時にゲージ不足に陥るようでは本末転倒です。
弾抜けするシーンを選んでいくことで、
弾抜け成功時のリターンを最大化させていきましょう!
- 相手を画面端に追い込んでいる(弾抜けから起き攻め or 画面端限定のコンボ・攻めを狙える)時
- リーサルになる(相手をKOできる)時
- 相手のドライブゲージが1~1.5本以下の(SAを決めればバーンアウトさせられる)時
弾を見てからジャストパリィだ!ジャスパに反撃技を仕込め!
コレはかなりの高等技術なので万人にオススメはできませんが、
できると弾への対処が格段に捗るので一応紹介します。
通常ガード/パリィしても反撃する事ができない飛び道具にも、
ジャストパリィができれば反撃するチャンスを生み出せます。
この際、難しいのですが
「パリィ入力→反撃技」といった一連の入力を素早く入力してみましょう。
すると、
- ジャストパリィに成功した時のみ反撃技が出る
- ジャストパリィに失敗してガード/ノーマルパリィになった時は反撃技が出ない
という形にすることができます。
ちょっと余談ですが、このように特定の条件を満たした時のみ連係行動が繰り出され
条件が満たされなかった場合は何もでないよう操作するテクニックの事は
「仕込み」と呼ばれています。
安全波動対策:耐えながら、安全波動を撃てない状況を目指せ!
「安全波動」に対しては直接的なリスクを与えようがない以上、
基本的には耐えるのが対策になります。
しかし、ただ耐えるだけで安全波動を撃たれ放題になっても仕方ないので
相手が危険波動しか撃てない状況に持ち込むための行動を取っていきましょう。
垂直ジャンプで避けろ!
ストリーチファイター6における飛び道具の多くには、
弾が画面上に出ている間は次の弾を撃てないという目に見えないルールがあります。
このため、垂直ジャンプで弾を避ける事で弾が画面に残る時間を長引かせ、
次の弾を撃てない間に距離を近づけるのが有効です。
この対策は弾をガードしないが故に、
「自分のドライブゲージを削らせず、相手のドライブゲージを回復させない」点も優れています。
ただし、デメリット・難点として
タイミング調整や強度の見分けが甘いと弾に当たりやすい点があります。
とりわけ、空中で当たってしまうとダウンを奪われてしまうのが地味ながら痛いです。
弾をジャストパリィで受けて、相手の攻めに割り込め!
遠目の距離から弾速の遅い飛び道具を通常ガード/パリィしてしまうと、
弾を撃った側が大幅に硬直差有利となります。
この硬直差有利の上からパリィラッシュで攻め込んだり次なる安全波動を撃ったりと、
弾速の遅い飛び道具は強力な攻めの起点になるのです。
しかし、そこでジャストパリィを成功させてガード硬直を減らす事で、
相手の攻め手に逆に割り込めるようになります。
ジャスパの注意点:「そのジャスパ、狙った意味あった?」を考える
これは真面目にスト6を極めようとしている人こそハマりやすい落とし穴だと思われるので、
僭越ながら警鐘を鳴らさせて頂きます。
「飛び道具をジャストパリィする”だけ”」では意味がありません。
飛び道具に対するジャスパに意味を持たせるには、
- ジャスパする事によって、しなかった場合と比べて何が変わるのか?
- ジャスパする事で、何が出来るようになるのか?どんなリターンがあるのか?
まで詰めていきましょう。
そうすることで、頑張ってジャスパする甲斐が生まれるというものです。
繰り返しますが、ジャストパリィをする”だけ”では
せっかく難しい事をしてるのにゲージ効率で損をするハメになります。
あくまでジャスパをきっかけに反撃のチャンスを作り出すという意識は
忘れないようにしましょう。
前歩き→通常パリィ or 通常ガードでじっくり近寄る
非常に地味ですが、歩きガードもしくはパリィで
飛び道具を防ぎながら少しずつ距離を詰めていくのも重要です。
基本的に離れた距離から撃たれた飛び道具は「安全波動」になりやすいので、
じわじわと踏み込み続けることで「危険波動」になる間合いまで近づけていきましょう!
しつこいようですが、パリィをする”だけ”では意味がないので
安全波動が撃てない状況に向けて動くための布石と捉えましょう。
飛び道具へのパリィは、所詮問題の先送りをしているに過ぎません。
飛び道具で相殺させる
飛び道具には飛び道具で対抗するのも一つの手です。
こちらも飛び道具を繰り出す事で相手の飛び道具と相殺させ、
飛び道具をガードしないようにしていきましょう。
ただし、後出しで飛び道具を出した場合はほぼ確実に硬直差不利を背負ってしまいます。
見てから相殺に拘っていると押される一方なので、
飛び道具はこちらから先んじて撃つくらいの意識で運用していきましょう。
まとめ
- 大前提:相手の飛び道具が「危険波動」と「安全波動」のどちらかに当てはまるかによって、対応を変えよう!
- 飛び道具は、同じ技でも撃たれた距離や状況によって性質が変わる!
- 「安全波動」に対して危険波動用の対策行動をしてはいけないし、
「危険波動」に対して安全波動用の対策行動をしてはいけない!
- 「危険波動」への対策の基本は、最大リターンを狙いに行く事!飛び道具を撃つ側に「危険」度合いを認識させろ!
- いいから前ジャンプだ!それかドライブインパクト!
- 意識が高い人は、弾抜けやジャスパからの反撃を狙うのもアリ!
- 「安全波動」への対策の基本は、耐えながら相手が「危険波動」しか撃てない状況を目指すこと!
- 垂直ジャンプやパリィで飛び道具をいなしながら、歩いて近づけ!
- ジャストパリィを使いこなして反撃のチャンスを生み出そう!ジャスパする”だけ”では意味がない!
おわりに
こうしてネットで調べたり記事を読んだりして、
飛び道具(弾)への対策の情報を集めている貴方の姿勢は大変素晴らしいです。
しかし、ここで注意点。
矛盾するような言い方になりますが
飛び道具を意識させるだけさせてから「撃たない」事こそが、弾を撃つ側の理想です。
弾の本当の強さは、
相手に対応する事を強要させられる(普段の戦い方をやめさせる)点にあり、
実際の対戦では「弾への対策行動を”取らされてる”と、弾を撃つ側の思うツボにハマる」
という可能性を留意しなければなりません。
つまり何が言いたいのかと言うと、
弾対策に、こだわり過ぎるのも良くない
弾を1発や2発食らったくらいで、
勝つために本当に必要な戦略を見失ってはいけない
ということです!
今後とも、いい飛び道具対策が見つかったら引き続き更新していきます!
そんな訳で、今回はここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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かくぶろ@格ゲーブロガー拓(@takukakugamer)さん / X
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