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【悪壁断罪】格闘ゲームの「ボタン連打癖」を”撲滅”したい!!!【緊張したら負け】

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格ゲーブロガー拓

こんにちは、格ゲーブロガーの拓です。

今回の記事は「(格闘ゲームの)ボタン連打癖をなくそう!」というテーマで記事を執筆致します。

特にゲーム初心者の方にとっては耳が痛いテーマかもしれませんが、
格ゲーマーにとってボタン連打癖の矯正は避けては通れない課題です。

ゲーム慣れしていない人・対戦で緊張しがちな人にあるあるなのが
ボタンをとにかく連打する」というプレイスタイルです。

というのも、格闘ゲームは基本的に相手に攻撃をしない事には何も始まらないゲームです。

そのため、初心者同士の対戦ではボタン連打する事で
とにかく攻撃の試行回数を増やした方が勝ちやすい側面があります。

格ゲーブロガー拓

そうして「連打で勝った」という過去の成功体験を得てしまうからこそ
なおさら連打から抜け出せなくなってしまう訳ですね…。

このスタイルは一見すると効果的に見えますが、
実際はとても非効率なプレイをすることとなり、かつプレイヤーの成長を妨げていきます。

ボタン連打癖が身に沁みついていては、
スト6を初めとする格闘ゲームを楽しむ事は難しくなるでしょう。

本記事では、この「ボタン連打」の問題点と解決策について解説していきます。

良ければ、最後までお読みいただけると幸いです!
それでは、どうぞ。

ボタン連打癖をなくす方法は、「緊張してしまう原因を潰す」事と「基礎練習の積み重ね」!

まず最初に、初心者がボタン連打に頼ってしまう癖の原因と解決方法は
大まかに絞ると以下の二つが挙げられます。

  • 対戦中に緊張してしまう→緊張してしまう原因を潰す
  • そもそもの技術が足りていない→基本操作の練習をする

それでは、もう少し詳しく掘り下げます。

緊張する原因その①:ゲームシステムの理解不足

スト6は戦略の自由度が高く、対戦中に見るべき要素がとても多く、
キャラクター毎の個性も非常に強いゲーム性です。

そのために、

  • 自分が今、何をすればいいか分からない!
  • 相手がこれから何をやってくるか分からない!

となりがちです。

これでは強烈な緊張感に襲われ、パニックになり、
ボタン連打する衝動を抑えられなくなるのは無理もないでしょう。

解決策:知識武装を進めて、立ち回りの指針を立てよう!

対戦で勝つためにも、「こうすれば勝てる」「自分が狙うべきモノはこれだ」という
基本的な戦略・立ち回りの指針を立てていく事が重要です。

  • どういった技が、どのような理由で「強い」のか?
  • 効率よく勝てる、コレを狙っていこう
  • この場面では、相手があの技を振ってくる

といった知識を集め、モノにしていきましょう。

格ゲーブロガー拓

何が起きているのか・何をすればいいか分からなくなるからパニックになるワケで、
事前に何をすればいいか分かってさえいればパニックになる事はありません。

コンボと起き攻め習得のすゝめ

立ち回りの指針としてオススメなのが、
このコンボと起き攻めを決めよう!」という指針です。

初心者向けのコンボと起き攻めを覚えたら、
「それらを決めるために動く」という視点で対戦してみましょう!

また、当たり前に
コンボや起き攻めを決める際にもボタン連打をしないように!

緊張する原因その②:「対人戦」に対する恐怖心がある

対人戦は、読んで字のごとく人間のプレイヤーと対戦します。
自分と同じプレイヤーと直接対決し、勝ち負けを競い合うのです。

この対人戦という遊び方に慣れていないと、
「自分以外の誰かと対戦している」という環境自体に恐怖心を感じ、
緊張や焦りに支配されてしまいます。

なので、「対戦は怖いものではない」と捉えるための
考え方・マインドを形成する事も重要です。

解決策:「対人戦をする事にリスクなんかない!」と理解する

そもそもの話をさせてもらいますが
格闘ゲームの対戦を怖く感じてしまう原因のほとんどは

「勝った」「負けた」を”リスク”だと思っているからです。

でも、実際は格闘ゲームで勝敗を決める事のリスクなんて無いも同然です。

負けたからと言ってお金を取られたりしませんし、
負けたからといってケガする事はありません。

勝ったからといって突然恫喝される事なんかありませんし、
勝ったからといって掛け替えのない友人との関係が崩れたりなんかしません。

格ゲーブロガー拓

それを理解するためにも、とにかく対戦してみるというのが大事なんです。

「対戦で勝とうが負けようが何もない」という事を実際に体感し、
「対戦は怖いもの」なんていう思い込みは壊してしまいましょう!

リプレイを見返そう!

とはいえ、慣れるまでは試合中に混乱してしまうのは無理もない話です。

そこで、ある程度対戦の数をこなしたら
リプレイ機能を用いて自分の対戦を見返してみるのもオススメです。

有難い事に、スト6に内蔵された「CFN」ではリプレイを1戦1戦記録してくれており、
過去verの対戦データでない限りはどんな試合でも見返す事ができます。

自分の行動を客観的に分析することで、改善点を探していきましょう。

格ゲーブロガー拓

とはいえ、特に初心者ほど自分のリプレイを見返すのは結構気恥ずかしいもの。
最初は「勝ち試合」のリプレイを見返す事から始めるのがオススメですよ。

根本的な原因:操作技術が身についてない

かなり辛口な言い方になってしまって恐縮ですが、
「連打した方が勝ててしまう」のは、本来の操作技術・精度が連打にすら劣るのが原因です。

なので、ボタン連打に頼らずに済むよう根本的な操作技術を身に着けていきましょう。

格ゲーブロガー拓

こればかりはコツやノウハウでどうこうできるものではありません。
やり方を理解した後は、とにかく地道に練習を積み重ねてモノにしましょう。

トレーニングモードを最大限に活用!

格闘ゲームで上達するために対戦の数をこなす事ももちろん大事ですが、
対戦だけで上達するのは困難を極めます。

操作の練習をするだけならトレーニングモードを使う方が断然効率が良いです。

対戦相手のジャマが入らない環境で、
コントローラーの手触り感・キャラクターの動きをしっかりと手に馴染ませましょう。

格ゲーブロガー拓

ここで実践してみてほしいのが、意識してボタンを押すことです。
無駄なボタン入力を減らし、一つ一つのボタン入力に意図を込めていきましょう。

▲トレーニングモードにはゲームスピードを50%(半分)の速さに落とす機能があります。コレも用いながらとにかくゆっくり丁寧に入力する所から始めてみましょう。

ちなみに、練習していて指が痛くなる…という方は
オススメの指サックがあるので、是非使ってみてくださいね。

まあ連打癖をなくすだけでも指への負担はかなり軽くなりますけども。

ボタン連打には問題点が沢山!

何故このような記事を書いてまで、筆者がボタン連打を止めさせたいのかと言うと
ボタン連打にはとにかく問題点が多いからです。

ボタン連打には以下のようなデメリットがあります。
このようなデメリットに苛まれたくない方は、是非ボタン連打癖を直していきましょう。

ボタン連打していると、各行動のランダム性が高まる→ますますパニクりやすくなる!

特に対戦ゲームに不慣れな初心者の方は、対戦していると緊張して頭が真っ白になり、
もはやボタンを連打することしか考えられなくなった…という事もあるでしょう。

しかし、人力のボタン連打では毎回決まったタイミング・速さで入力する事ができません。

そのため、ボタン連打に頼っていると
どうしても技を繰り出すタイミングに細かくブレが出てしまいます。

これは、実質的に技を出すタイミングが毎回ランダムで変わるようなモノです。

格ゲーブロガー拓

そんなランダム性の強い戦いをしていたら、
パニックを緩和するどころかますますパニクるのは当然ですね…。

連打癖があると、「ボタンをいつ押すか?」の駆け引きができない

かなりざっくりとした説明をすると、

  • 最速でボタンを押す
  • 少しだけ遅らせてボタンを押す
  • 一切ボタンを押さない

これらは全て役割が異なり、かつ読み合いを回すために欠かせないボタンの押し方です。

つまり、「適切なタイミングでボタンを押す」という操作の練度が
読み合い/駆け引きにおいて非常に重要になってくるのです。

連打ばかりしていては、この駆け引きに参加する事ができません。

かつ、正確にタイミングを計ってボタンを押す事は
一朝一夕でできるようにはなりません。

格ゲーブロガー拓

なので、少々根性論・スパルタ的ではありますが
適切なタイミングでボタンを押す事を日頃から意識して練習しようぜ!という話です。

例え連打を極めても、徒労に終わる運命

仮のお話として、ここまでこの記事に書かれた事に聞く耳を持たず

「俺はこれまで”連打力”で勝ってきた!俺にはこれしかない!」
「ボタン連打にも”上手さ”は出る!!」
と、頑なにボタン連打を続けたとしましょう。

そうすることで、次第に”ボタン連打力”のレベルが上がり、
さながら北斗百裂拳ばりの超連打ができるようになるかもしれません。

しかしスト6には、超スピードの連打は「押しっぱなし」と認識される仕様があります。

  • ボタンを超高速で連打する
  • ボタンを押しっぱなしにする

の二つは、同じ操作として認識されてしまうのです。

格ゲーブロガー拓

これを聞くと、「ボタン連打が上手くなる」なんてムダな事だと思えてきませんか?

ちょっとオタクな話:ボタン連打が「押しっぱなし」扱いされる理由

多くの格闘ゲームの仕様として、
ボタンを「押した」と「離した」が個別の操作として認識される仕組みがあります。

加えて、多くの格闘ゲームは1秒=60フレームで管理されており、
同一フレームで同じボタンの「押した」と「離した」が共存する事はありません。

この仕様により、例え秒間100発レベルの超人的な速さでボタン連打したとしても、
ゲームの内部処理・システムが「ボタンを離した」という操作を認識する事ができないため、
ボタン押しっぱなしと同等に扱われてしまうのです。

だから、ボタン連打が速く・正確になればなるほど
結局はただの徒労となってしまう訳です。

ボタン連打癖があると、コントローラーが壊れる!!!!!!!

最後に、ボタン連打をやめるべき決定的な理由をお伝えします。

ボタン連打癖があると、コントローラーを壊しやすくなります。

ボタン連打癖がある人は、

マ ジ で コ ン ト ロ ー ラ  ー を 壊 し ま く っ て ま す。

ガチで。

これは、断言してもいいです。

有難い事に最近のゲーム用コントローラーは本当に頑丈になりましたが、
それでも精密機械には変わりありません。

乱暴な扱い方をしていると、間違いなく機器の寿命に悪影響を与えますし、
その度に逐一コントローラーを買い直してたらお金がいくらあっても足りません。

オマケに、激しすぎる連打は自分自身の指を傷める原因にもなります。

ボタン連打癖は、まさに百害あって一利なしなのです。

格ゲーブロガー拓

ボタン連打を卒業して、自分の身体にも財布にもコントローラーにも優しい
エコなプレイヤーを目指していきましょう!

まとめ

  • ボタン連打癖をなくす方法は「緊張する原因を潰す」事と「基礎練習の積み重ね」の2つ!
    • ゲーム内で何が起こっているのか理解してないと緊張する!
      • 少しずつでいいので知識武装をしていこう!
    • 「対人戦は怖いもの」という認知があると緊張する!
      • 実際に対戦してみて、なんともない事を理解しよう!
      • 対人戦で疲れたら、リプレイを見返すのもいい!
    • 操作技術を身に着けよう!
      • トレーニングモードを用いて地道に反復練習!
      • ゲームスピードを落としながら、落ち着いて丁寧に入力!「ボタン連打をしない事が当たり前」になるまで練習しよう!
  • ボタン連打には問題点が大量に!
    • ボタン連打をしていると、ますます緊張してパニックになりやすい!
    • 連打癖があると、「ボタンをいつ押すか?」の駆け引きに参入できない
    • 格ゲーの連打は、例え極めたところで徒労に終わる運命!
      • ゲームシステムの仕様上、「速すぎる連打」と「ボタン押しっぱなし」は同じ扱いになる!
    • ボタン連打癖があると、コントローラーが壊れる!!!!
      • コントローラーを買い直しまくる事になり、出費がかさむ!!!!!
      • 自分の指も傷む!!!!!!
  • 総括:ボタン連打を卒業し、ボタン連打に頼ってしまう人の一歩先を行くプレイヤーになろう!

おわりに

この記事をここまで読み進めた方というのは、
「ボタン連打癖を直したいけど直せない」という悩みや苦しみがある方だと思います。

あるいは、「緊張/パニックのあまりボタン連打してしまうのをなくしたい」という悩みがある方かもしれませんね。

まず、その「自分の悪癖を直したい」という姿勢を持つ事に関して、
僕からは賞賛の言葉を贈らせて頂きたい。

なんせ、格闘ゲームにおいて「手癖を矯正する」という行為は
上級者であっても簡単ではないんですよ。

そんな難しい事に挑戦している時点で、貴方はスゴい人です。
間違いなく、格闘ゲームの才能があります。

だから、長い時間をかける事になってもいいですから、
是非ボタン連打癖から卒業していってくだされれば幸いです。

少しでも多くの方がボタン連打癖から卒業し、
少しでも多くの方に格闘ゲームの面白さを理解できるようになってもらいたい。

それが、筆者がこの記事を通して伝えたい一番の願いです。

▲基本を学び、一つ一つの行動を意識することでより深い戦略性と達成感を得られるようになっていきます。格闘ゲームが一層楽しむためにも、是非ボタン連打からの卒業を目指しましょう!

そんな訳で、今回はここまで。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

おまけ
▲コントローラーの持ち方不自然すぎて草。どうやらAIイラストの抽出には”上手さ”が出るようですね…。

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ABOUT ME
格ゲーブロガー拓
1989年生まれ。2009年頃から本格的に格闘ゲームをプレイするように。現在はストリートファイター6を主にプレイ。 過去に注力した格闘or対戦ゲームと使用キャラクターはストリートファイター4(リュウ)、ギルティギアイグザード(ラムレザル)、大乱闘スマッシュブラザーズSP(ジョーカー、スティーブ)など。 ゲーム以外の趣味は読書・ジム通い等。
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