こんにちわ。格ゲーブロガーの拓です。
先日、筆者のリュウがマスター入りしました。
こう見えても古来からのリュウ使いなので、
好きなキャラである程度の成果を上げられるのは素直に嬉しいですね。
ただ、実際ランクマやってみて思ったんだけどこのキャラ…
もしかして1戦抜けされやすかったりするんですかね????
なんか世間一般的には嫌われキャラであるはずのJPを使ってた時より、
リュウ使ってる時の方が1戦抜けが多かった気がします。
言うて使用人口多いキャラだから、別のキャラと戦いたい人とマッチングする機会が多かったとかでしょうか。
…それとも、僕のリュウが戦っててつまんないとか????
…………。
この道を、進むのみ!!!!!!!!
という訳で、
今回は「(クラシック)リュウでマスター入りするために必要なこと」というテーマで記事を書いていこうと思います。
きっと、リュウでなかなか勝てなくて悩んでる人は少なくないと思います。
現行verにおいて、リュウは世間ではお世辞にも「強いとは言えない」とされていますよね。
実際、筆者もリュウはお手軽に勝てるキャラではないとは思っています。
格ゲーを始めたばかりの初心者の方や、とりあえず勝ちたいと思ってる人には、
とてもじゃないですがおすすめできません。
ただ、リュウってキャラクター自体はめちゃくちゃカッコいいので
あくまでリュウを使いたいって人も多いと思うんですよ。
なので、
「俺はどうしてもリュウで勝ちたいんだ!」
って人のためにこの記事を書こうと思っています。
幸いなことに、リュウには飛び道具、無敵対空技、中足ラッシュ、画面端の柔道など
このゲームにおいて「強い」とされている要素は割と揃っているので
要点をきちんと抑えていけば、どんな方でもマスターに到達するくらいなら十分達成できるキャラだと思います!
是非ご覧ください。
①コンボと起き攻めを覚える
主に初心者向けのアドバイスとして、
「まずはコンボと起き攻めから覚えよう」
とは、多くの人が伝えていることではあります。
筆者も同意見です。
これ以降は、
- よりシンプルにまとめたリュウのコンボと起き攻めの結論
- リュウを使っていて躓きやすいコンボパーツの解説と練習方法
を、ここに記しておこうと思います。
起き攻めをするために、弱竜巻を使う
大前提として、リュウは画面中央から起き攻めにいくのが難しいキャラです。
画面中央で投げ・打撃の二択を絡めた起き攻めをしようと思ったら
基本的に弱竜巻旋風脚でコンボを〆るしかありません。
幸い、この弱竜巻旋風脚(以下、弱竜巻)はキャンセル可能な技であれば大体の技から繋がってくれるので
まずはこの弱竜巻でコンボを〆て起き攻めをすることから始めましょう。
具体的な弱竜巻からの起き攻めのやり方については、
筆者が好んで使っていたものを書いておきますので参考までにどうぞ。
- 弱竜巻〆>前ステップ>ちょっと歩き>投げor立ち中P重ねor投げ間合いギリ外で様子見(シミー)
- タイミング調節が体感になるが、そのぶん選択肢の自由度が高くなる。
- 弱竜巻〆>前ステップ>弱波掌撃(持続重ね)>投げor立ち中P
- 全部最速でOK。弱竜巻を当てた距離が遠いと弱波掌撃が届かないので注意
- 弱波掌撃が通常ヒットした場合は立ち中Pが、画面端限定で引強Pが繋がる。
- 弱波掌撃がカウンターヒットすると相手が浮くので、中竜巻などで追撃したい
- 弱竜巻〆>ドライブラッシュ>弱P空振り(様子見)orラッシュ立ち中P重ねor投げ重ねorラッシュ鎖骨割りorラッシュしゃがみ弱K
- ドライブゲージが余ってる時はこれもやりたい。
もう少し欲を言うと
- 中攻撃なにか>キャンセルラッシュ>しゃがみ強P>強波掌撃>中竜巻
のコンボもオススメです。
最速前ステするといい感じの距離から歩き投げが重なる程度の状況で起き攻めいけます。
投げ重ねを体感でやらないといけないので、難易度はちょっと高いです。
ただ、上のコンボができるようになると、相手を端に運びながら起き攻めができるようになるので
かなり良い感じに試合運びできるようになるでしょうね!
最大反撃用のコンボを抑えておく
上の項目で紹介した弱竜巻は、起き攻めにいけるのはいいのですが
ダメージが小さめな上に相手を画面端に押し込む(運ぶ)距離も短いです。
コンボの〆が毎回これだけだと単純に相手を倒し切るのに手数がかかってしまうし、
勝敗が起き攻めが通るか通らないかに大きく左右されてしまいます。
また、このゲームにおいて勝敗への影響力が大きい画面端に追い込む機会も少なくなります。
そこで、ケースバイケースにはなってしまいますが
大ダメージを与えるコンボや、運べるコンボも決められるようになっておくのが理想ではあります。
とはいえ、初めから状況に応じてあらゆるコンボを使い分けるのは正直難しいですから
リュウの強みであるコンボ火力を活かすべく、ダメージ重視のコンボを重点的に練習することをオススメします。
特に無敵技のぶっぱなしをガードできた時、それにどこまで痛いお仕置きをできるかで勝率はめちゃくちゃ変わります。
筆者が使っていたコンボは下記
- 各種中攻撃ラッシュ>立ち強P>上げ突き(引強P)>中足刀>SA3
- 立ち強P>キャンセルラッシュ>立ち強K>立ち強P>強昇龍>SA3
- 立ち強Kパニカン>立ち強P>強昇龍>SA3
「え、これだけ?」と思った人もいるかもしれませんが、実際こんなもんでいいと思います。
もちろん、マスターレート戦もやり込もうと思ったら話はまた変わります
コンボミスを減らすためには、あまり難しいコンボを覚えようとしないことや
むやみにコンボのレパートリーを増やそうとしないのも実は大事です!
昇龍拳>SA3のコツ
強版昇龍拳(根本ヒット)はSA3の真・昇龍拳で更にキャンセルすることができます。
これをコンボの最後に決める事で大ダメージを与える事ができるのですが、
これを成功させるための入力・コマンドには慣れが必要です。
結論から先に言うと、いわゆる「複合入力」を使うのがコツになります。
普通に入力しようとすると、
- →↓↘強P↓↘→↓↘→K
といったコマンドを入力することになります(いわゆる根性入力)
これでもできなくはないのですが、ただでさえクセの強いコマンドである昇龍拳を入力しなければならないにも関わらず、
そこからすぐさま真・昇龍拳のコマンド(いわゆる真空コマンド)を入力しなければならないため、手元が大変です。
そこで複合入力の出番。
複合入力の具体的なコマンドは以下。
- →↓↘→強P↓↘→K
青いキーは昇龍拳に必要なコマンド、赤いキーは真・昇龍拳に必要で昇龍拳には不要なコマンド、紫のキーは昇龍拳と真・昇龍拳のコマンド両方に必要なコマンドです。
これなら、真空コマンドができる人ならまずできるようになるはず。
また、どうしてもミスりたくない&そもそもSA3に繋ぎさえすれば確実にK.Oできるのが分かってる時は
弱足刀>SA3に置き換えるのもいいでしょう。これなら↓↘→弱K↓↘→KでOKです。
2024年度のverに移行する際の調整でしゃがみ弱P>弱足刀が繋がるようになったため、足刀>SA3のルートが使いやすくなってますね!
最強にして最難の火力パーツ、上げ突きコンボ
上げ突き(←+強P、引強Pとも)は、リュウのコンボ火力を支えるコンボパーツです。
リーチは短いですが発生が7Fと強攻撃としては非常に速く、立ち中Pやラッシュ立ち強Pなどからコンボにしていくことができます。
が、この技のコマンドが「←+強P」というのが結構なクセ者。
これのせいで、必ず「←」スタートから次のコマンドを入力しなければならず、
必殺技にキャンセルするのが地味に難しくなっています。
正拳突き(立ち強P)とコマンド交換した方がよくないですか?
特に昇龍拳にキャンセルするルートは結構テクくて、
キー入力として、←⁺強P>→↓↘強Pという入力をすることとなります。
例えば、これが←>N強P>→↓↘強Pとかになると上げ突きが出ないのでミスになります。
言ってしまえば、「後ろ歩きから昇龍」という入力を結構早めのテンポで求められるのです。
これに関しては、諦めてじっくり練習するしかありません。
ただ、どうしても難しいという人のために妥協案も用意しておきます。
強昇龍拳を強上段足刀蹴りに置き換え、「上げ突き>強足刀」のコンボを使うのが良いでしょう。
画面端では「上げ突き>強足刀>弱昇龍」が最大コンボの要になり、どの道使うことになるので練習して損はありません。
補足:難しいコンボは分割練習で会得しよう
上げ突き>昇龍に限った話ではないですが、
難しいコンボはパーツ毎に分解して練習するのが望ましいです。
例えば、上げ突き>強昇龍拳というコンボの場合
- ←⁺強P > →
- ← > → > ↓
- → > ↓ > ↘ >強P
の3つに分けて、個別に練習するといった感じです。
勿論もっと細かく分解してもいいです。
そして、ある程度手元が馴染んできたら、次のステップ。
トレモの「ゲームスピード設定」という機能を使ってゲームスピードを50%に設定し、
ゆっくりかつ丁寧にコマンドを入力してみましょう。
ゲームスピードを落とした状態で丁寧な入力が安定するようになったら、
ゲームスピードを元に戻して再度練習してみましょう。
②弾撃ちを頑張る or 中足刀を使っていく
「リュウと言えば波動拳」みたいなイメージは根強いですよね。
実際、スト6のリュウも波動拳を使いこなす事を前提とした設計をしているように思えます。
何故ならリュウの通常技は全体的にリーチが短く、歩きが特別早い訳でもないので、
通常技の差し合いだけで優位に立っていくのは困難を極めるからです。
だから、弾撃ちを頑張りましょう。
……と言いたいのですが
この波動拳を正しく活用するのは、とんでもなく難しいです。
詳しく話すと長くなってしまうので、なるべく簡潔に説明しますが
波動拳は技自体のリスク/リターンで考えると、明らかに割に合わない技です。
何しろ前ジャンプを合わされると最大コンボが入ってしまいますからね。
これにより、ざっくり説明すると「飛ばれないように撃つ」ということが求められる訳です。
この時点でもう意味不明です。
じゃあ具体的にどうすればいいのか、といわれると
波動拳の予備動作(しゃがみモーション)を見切られないように限界まで早く波動拳コマンドを入力したり、波動拳一発ごとに安全波動なのか危険波動なのかを正確に把握したり、相手の動きを細かく観察してジャンプしそうなタイミングを見切ったり、波動拳コマンドを入力する直前まで相手のジャンプを見ていたり…
??????????????????(自分で書いてて意味が分からなくなっている)
とまあこんな感じで、
もうとんでもなく多彩かつ複雑な技術を求められる訳です。
こればかりは単に知ってさえいればどうにかなるようなものではなく、経験と勘が成せる業だと思うので
とにかく弾を撃ちまくって身体で覚えていくしかない、というのが筆者の結論です。
ただ、このような根性理論で終わらせるのも忍びないので、妥協案も紹介しておきます。
それはリュウの通常技の外にいる相手に中版の上段足刀蹴りを振っていくことです。
中版の上段足刀蹴りも前ジャンプやインパクトを合わせられると最大コンボを貰う、
というリスクがあるのは波動拳とあまり変わりませんが、
当たれば吹き飛ばせるしダメージもそこそこ高いため、波動拳よりは当たった時のリターンが大きいです。
この中足刀を振ることでリュウの通常技のリーチを補っていくといいでしょう。
中足刀すら届かない距離まで離れた相手なら、波動拳を撃ってオーケーです。
そこまで離れていてば前ジャンプで飛び込まれる心配も少ないです。
③対空に拘る
「対空を練習しよう」というのも初心者向けのアドバイスとして定番ですが
リュウ使いの場合は特に重要だと筆者は考えています。
というのも、リュウは基本的に強昇龍拳で対空することになるのですが、
この強昇龍拳は単発で1400(カウンターすると1680)と、かなりダメージが高いです。
これは強力なダメージ源になるので、是非習得したいところ。
引き付け昇龍のコツ
リュウの昇龍拳は根元から当てる事でダメージがアップします。
これにより、対空で使う場合は早めに当てるよりもギリギリまで引き付けてから出す方が大ダメージを与えられます。
そのため、「→↓↘強P」もしくは「↘↓↘強P」といった入力を徹底して
しゃがんだ姿勢から直接昇龍拳が出るようにすることを心掛けられるといいでしょう。
昇龍拳は、最後に↘+強Pで入力することを心掛けよう!
引き付けて当たれば大ダメージが見込める!
技を振った瞬間は対空を意識
対戦相手がリュウ側の隙の小さい通常技に合わせて前ジャンプしてきた時とか、波動拳を撃ったのを見てから前ジャンプしてきた時とか、
相手のジャンプ攻撃がリュウの硬直に刺さらず、立ちガード(もしくはパリィ)が間に合う機会があると思います。
これ、実はめちゃくちゃもったいないです。
何故なら、立ちガードが間に合うということは昇龍拳を出していれば対空ができていたということになるからです。
リュウの昇龍拳は動作1F目からジャンプ攻撃に対する無敵があるので、技が出てさえいれば相手のジャンプ攻撃に潰される心配がないのです。
文章では分かりづらい意識配分の話になりますが、
「地上技を振った瞬間は対空を意識する」というのがこういった対空場面を見逃さないコツです。
技を振った瞬間、特に波動拳を撃った時はそもそも相手が地上から近寄る事ができません。従って、こういう場面では対空だけを見ていればオッケーなんですね。
なかなか昇龍対空が出ない人に
ここで問題です。
そもそも昇龍拳対空を出す上で大事なのは、何だと思いますか?
昇龍拳コマンドを正確に入力するコマテクでしょうか?
相手のジャンプに対する反応速度でしょうか?
意識せずとも身体が勝手に対空を出してしまう格ゲーのセンスでしょうか?
確かにそれらも大切なものではありますが、
一番大事なのは
相手に飛ばれる前に対空を出しやすい状況を作ること、
もっと言うと、
対空を出しやすい間合いを維持することです。
まず、真上付近のジャンプに昇龍拳を出すのは結構難しいです。
リュウの背中側に落ちる軌道の場合は振り向き昇龍と呼ばれる独特な入力のテクニックが求められますし、
リュウの真上ぴったりに落ちてくる軌道に昇龍を出すと昇龍拳が空振りしてしまいやすく、この場合は少しだけ下がってから昇龍拳という入力が求められます。
こんな感じで、そもそも対空を出すのが難しい状況にいたら
対空を出したくなくなるのは無理もない話なのです。
じゃあどうするのかって言うと、
昇龍拳コマンドを簡単に出せる状況を作ればいいってこと。
相手が前ジャンプしたら正面に落ちる距離をキープするという事前の準備が大切なのです。
④集中は忘れる
これは何もプレイヤー自身が集中せずにボ~っとしてゲームをしろと言いたい訳ではなく、
電刃錬気(通称:集中)を一旦忘れて立ち回ろうということです。
というのもこの「集中」、まず全体動作が52Fとかなり大きいです。
立ち回りで使う事は非常に難しく、相手をダウンさせてから使おうとするとただでさえ恵まれてるとは言えない起き攻め状況を完全に放棄することになります。
最初から集中状態でよくないですか?
強化された波動拳や波掌撃自体は決して悪い性能ではないのですが、
これらの技のために
- 全体52Fの隙を作る
- 強版の波動拳を縛る
と、ここまでする価値があるのか?と言われると
個人的にはどうしても微妙と思えてしまいます。
もちろん、対戦のレベルが上がってきたら話はまた変わってくるのかもしれませんけども、
少なくともマスターに上がるまでは、不要どころかノイズになりかねない技と思います。
なので、もうこんなめんどくさい技のことは忘れてください。
集中するのは、スタンさせた時だけで十分でしょう。
⑤SAゲージは真・昇龍拳一本でいく
リュウはSA1やSA2がコンボに組み込むには絶妙に難しい性能をしています。
そのため、基本的にはSA3の真・昇龍拳に回していくのがベターと言えます。
ただ、この真・昇龍拳ですが決めた後に起き攻めができないという難点があります。
例え画面端で決めた場合でも起き攻めはできません。
そのため、SA3の理想的な使いどころはリーサル(トドメ)になります。
リーサルを正確に決めるのは最初は難しいのですが、
相手の残り体力を見て「この残り体力ならSA3が当たりさえすればリーサルだ!」
という事を意識しながら戦うことに、少しずつ慣れていきましょう!
もしくは、自分もしくは相手のドライブゲージ残量が少ない時にコンボに組み込む、という運用ももちろんアリです。
SA3の演出中に自分のドライブゲージ回復+SA3で相手のドライブゲージが減少するという特性を使用し、ゲージ管理で優位な流れを作りにいきましょう。
⑥差し合いの「3種の神器」を使いこなす
ここまで来たら、いよいよ地上戦です。
とはいえ、最初はあまり難しく考える必要はありません。
立ち中K・中足・立ち強Pの3つを、とりあえず当たりそうなところで振ってみてください。
立ち中K
これは結構分かりやすく強い技です。まずはこれを振りましょう。
リュウの通常技としてはリーチが長く、更にヒット時の硬直差が地味に優秀(通常ヒット時:+4F、カウンター時:+6F、パニカン時:+8F)なのもポイント。
この技で偶然ドライブラッシュを止める機会はあると思いますが、その際に立ち中K(カウンターヒット)>立ち弱K>弱竜巻などのコンボに繋いでいく判断ができるとなお良いです。
しゃがみ中K(中足)
リーチの長い下段技です。
…と言いたいのですが見た目よりも短いというクセの強さ(実際のリーチは他キャラと比較してもそこまで短くはないです)があり、リーチを測るのにちょっと慣れが必要です。
とはいえ、キャンセルがかかる下段というだけで
キャンセルドライブラッシュとのシナジーが抜群であり、攻めの起点として強力です。
ドライブゲージに余裕がある(5~6本)時は積極的にこの中足からのキャンセルラッシュで攻めていきましょう。
中足ラッシュ>立ち弱Pまでは入れ込んでおき、ヒット確認してコンボ/ガードして投げとシミーの二択、みたいな流れで連係できると凄く活きます。
立ち強P
リュウの主力技であり、火力装置です。
威力が高く、リーチもそこそこ、キャンセル可能で、コンボ始動補正も緩く、強制立ち食らい効果があり、様々な技が繋がると
リュウのコンボ火力を支えてくれる技となっています。
相手に差し返されるまではガンガン振っていくといいでしょう。
また、この技は他の技と比較してキャンセル猶予が長いという特長があります。
とはいえ、この記事では「単発確認をやろう!」などと言う気は一切ありません。流石に難易度が高すぎます。
ただ、ドライブインパクトと嚙み合った時にキャンセルインパクトがやりやすいのが良いですね。
こちらの立ち強Pに合わせて相手がインパクトを振ってきた場合、インパクト返しを狙っていくと良いでしょう。
⑦画面端は大チャンスだと意識
スト6は基本的に画面端の攻めが強いゲームですが、リュウは特に重要です。
上の方の項目で、
「リュウは画面中央で起き攻めがしたければダメージの小さい弱竜巻を使わなければならない」
というジレンマを持つことを解説しました。
しかし、画面端に運ぶとどんな技でコンボを決めてもダウンさえ奪えば起き攻めができるようになり、
このジレンマが解消されます。
この点においても、リュウは相手を画面端に追い詰める事の重要性が高いキャラクターとなっています。
なので、画面端に追い詰めることができたら、
とにかく相手を端から逃がさない事を意識しましょう。
⑧リュウを使う上で大事な事
最後に、
これからリュウを使う、もしくはリュウで上のランクを目指そうとしている人に対して
一つだけ「忠告」をさせていただきたいです。
それは…
このキャラ使ってるとめっちゃイライラするから気を付けよう!
ということです。
スト6、というか対人戦のゲームは
感情的になりすぎないよう気を付ける事が避けては通れない課題となるのですが、
リュウは特に感情的になりやすいキャラだと筆者は考えています。
というのもこのキャラ、
- 基本操作・コンボが地味に難しい
- 起き攻めがシンプルな読み合いに帰結する(相手の逆択と読み合う必要がある)
- 押し付けられるような技が少ない(相手キャラからは押し付けられる)
- キャラ対策ができてないと一方的に「わからん殺し」をされる(対戦相手は大抵リュウとの基本的な戦い方くらいは心得ており、「わからん殺し」しにくい)
- 基本的な立ち回りからして格ゲー上級者でも難しい高度なテクニックを求められる
といった感じでイライラしやすい条件が揃っていて、試合中に気を抜ける瞬間がありません。
そのため、ストレスというか「怒り」を溜め込みやすい設計をしていると思います。
ただし、
そういった息苦しさに、
耐えて耐えて耐え抜いて、
打撃からの最大コンボで一気に試合を決めた瞬間は
めっっっっちゃくちゃ脳汁が出ます
超超超気持ちいいです
恐らくですが、
口ではネガティブな事ばかり言いながらもリュウを使い続ける人っていうのは
この気持ちよさに病みつきになっているのではないでしょうか?
そういう意味では、キャラの方向性がザンギエフと似てる気がしてきますね。
ただし、このストレスに耐えることをせず、闇雲な戦い方に走ってしまったり、感情的になってプレイが雑になったり、コンボや対空の地道な練習をやらなくなったりしてしまうと
この気持ちよさを得る事がどんどん難しくなってしまいます。
まさに、自分との戦いを制することの大切さを教えてくれるキャラクターと言えるでしょう。
いかがだったでしょうか。
筆者もリュウはスゴくカッコいいキャラだと思うし、
リュウで勝つことに拘る人の気持ちはよく分かるので、
そういった人の事を応援したいと思っています!
この記事が、少しでもリュウで勝ちたい人の助けになれば何よりです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!